南アフリカ共和国政府はケープタウンで6月12日と13日に、「アフリカ・グリーン水素サミット2025」を開催した。本サミットでは、アフリカのグリーン水素のポテンシャルに注目し、持続可能な成長を実現することをテーマに掲げており、アフリカの政府関係者や企業、研究者などが一堂に会した。

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コネ姉さん:
アフリカ・グリーン水素サミット2025、ついに3回目ね!注目はやっぱりグリーン水素の産業化。南アはSAF=持続可能な航空燃料の生産を進めてるのがポイントですわね。
セカくん:
SAFって航空業界の脱炭素にめっちゃ重要っすよね!でも南アって、なんでグリーン水素で有利なんすか?
コネ姉さん:
それはね、太陽光や風力などの自然エネルギー資源が豊富だからよ。これらを活かせば、グリーン水素のコスト競争力も高まるの。
ボス:
ふむ…水から水素を作る技術って、まだ時間がかかるんじゃないのか?本当に実用段階なのかね。
コネ姉さん:
確かにコストや技術面は課題だけど、ラモホパ大臣が言ってたように、SAREM計画でインフラ整備と産業開発を一緒に進めるから現実味はあるわ。
セカくん:
ジャパンパビリオンに日本企業も参加したってのが熱いっすね!日本の水素関連技術ってどんなのがあるんすか?
コネ姉さん:
例えば電解槽や燃料電池技術ね。上流から下流まで水素バリューチェーンを支える要素が揃っているのが日本の強みですのよ。
ボス:
なるほど…で、その南アとEUの協力ってのは、どんな関係になってるんだ?
コネ姉さん:
ラマポーザ大統領は、EUとのパートナーシップを活かしてSAFプロジェクトを推進中。輸出産業としての成長も視野に入ってるのよ。
セカくん:
グリーン水素って、雇用創出にもつながるって言ってたっすけど、具体的にどういう雇用が増えるんすか?
コネ姉さん:
例えば、再エネ設備の設計・建設・メンテナンス、電解槽オペレーション、燃料電池開発など技術職中心に雇用が広がる見込みよ。
ボス:
だが、アフリカ全体がそれに乗っかれるかどうかはまた別の話だな。南アだけが進んでも…
コネ姉さん:
だからこそG20議長国として南アがリーダーシップを取って、他国と知見を共有する姿勢が重要ですのよ。
セカくん:
こういうサミットに日本企業が出てるって、将来的なアフリカ市場開拓にもつながりそうっすね!
コネ姉さん:
ええ、エネルギー安全保障、産業化、輸出産業支援という観点で、グリーン水素は日アフリカ協力のカギになりそうね。