カナダのアルバータ州カナナスキスで6月15~17日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)が開催された。G7メンバー(フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU)に加え、北大西洋条約機構(NATO)、国連、世界銀行や、オーストラリア、ブラジル、インド、メキシコ、南アフリカ共和国、韓国、ウクライナの首脳が招待国として参加した。

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コネ姉さん:
カナダ・カナナスキスで開催されたG7サミット、注目ポイントは「重要鉱物」「AI」「量子技術」など未来産業と安全保障を絡めたテーマが多かったことね。
セカくん:
AIや量子技術って最先端っすけど、鉱物同盟ってのはどういう意味なんすか?資源の囲い込みっすか?
ボス:
ふむ…重要鉱物ってリチウムやコバルトのことだろ?やはり中国依存を減らしたいという意図があるのか?
コネ姉さん:
その通りよ。カナダ主導で「重要鉱物生産同盟」を立ち上げ、信頼できる供給網を構築する狙いがあるの。日本にとっても資源外交のチャンスね。
セカくん:
AI共同声明では「情報格差の解消」って書いてあったけど、これは発展途上国への支援も視野に入ってるってことっすよね?
ボス:
ところで、トランプ大統領が中東情勢で途中帰国したって聞いたが、それで首脳宣言が出せなかったのか?
コネ姉さん:
そう、各国間の意見の相違や、トランプ氏の中東優先姿勢も影響して、今回は包括的な「首脳コミュニケ」が見送られたの。異例よね。
セカくん:
それでも量子技術や山火事対策、移民密輸への対応って、各国の連携は進んでる感じっすね!
ボス:
ウクライナ支援や対ロ制裁についても議論されたんだろ?日本の役割はどうだったんだ?
コネ姉さん:
日本は防衛や復興支援に引き続き貢献する立場を示していたわ。資金・技術・人道支援など、総合的な関与が期待されているの。
セカくん:
それにしてもG7にインドやブラジル、韓国まで呼んだって、もうG7じゃなくてG20に近いっすね(笑)
コネ姉さん:
そうね。多国間連携の流れを象徴しているわ。でも価値観の共有が難しい時代に、G7の結束力が問われているとも言えるわね。
ボス:
ふむ…結束の象徴だったG7も、今や多極化の中でバランスを取る難しさがあるというわけだな。