チリのガブリエル・ボリッチ大統領は6月1日、教書演説を実施した。2026年3月に退任予定のボリッチ大統領にとって、最後の教書演説となった。演説では、治安対策、社会保障、経済成長、人権保護と民主主義の分野での政府の功績を紹介するとともに、今後推進する施策として37の項目を掲げた。
経済面での功績としては、インフレの抑制、規制緩和、賃金上昇と家計債務の減少などを挙げた。
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コネ姉さん: チリのボリッチ大統領が最後の教書演説を行ったのよ。焦点は経済改革とリチウム戦略の加速ですわね。
セカくん: リチウムって、EVバッテリーとかで注目されてる資源っすよね?チリって世界有数の埋蔵量があるんすか?
ボス: ああ、たしか塩湖で採れるとか…。環境保護しながら開発って難しいんじゃないか?
コネ姉さん: その通り。今回は環境保護比率を30%に引き上げつつ、地域社会と協調しながら進めると明言したの。
セカくん: 投資の許認可システムも簡素化されるんすよね?手続き時間が最大70%短縮ってすごいインパクトっす!
ボス: それは企業には朗報だな。ただ演説の反応はどうだったんだ?
コネ姉さん: 経済界からはやや厳しい評価ね。「具体的な雇用創出策や投資加速案が乏しい」という声が上がっているわ。
セカくん: ふむ…経済成長よりも、社会保障や民主主義の実績に重きを置いてた感じっすか?
ボス: 最後の任期だし、選挙向けじゃない分、本音重視だったのかもしれんな。
コネ姉さん: でも注目はやっぱり「国家リチウム戦略の推進」よ。世界的なEVシフトの中で、チリの役割はますます大きくなるはず。
セカくん: これって日本企業にとっても調達先としてチャンスありそうっすよね!
ボス: たしかに。ただ、環境・地域との調整コストも高くなりそうだな。
コネ姉さん: 今後のキーワードは「チリ 経済改革」「国家リチウム戦略」「投資許認可簡素化」「環境保護と資源開発の両立」ね。
セカくん: 日本もサプライチェーンの安定化のために、こういう新興国との連携、もっと真剣に考える時期っすよ!