海外直接投資先として堅調維持、GTAIが2024年報告書を公表
ドイツ貿易・投資振興機関(GTAI)は5月12日、2024年のドイツへの海外直接投資(FDI)動向に関するレポートを発表した。
本レポートによると、2024年に発表された国外からドイツへの投資案件数は1,724件。件数としてはやや下降傾向であるものの、投資金額としては過去3番目に多い約232億ユーロに達し、新型コロナ禍以降の高い水準を保っている。
引用元 JETRO:ビジネス短信


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コネ姉さん:ドイツ貿易・投資振興機関(GTAI)の発表で、2024年のドイツへの海外直接投資(FDI)は1,724件、金額にして約232億ユーロと非常に高い水準だったことが明らかになったわ。
セカくん:えっ、日本からの投資も60件って、前年比で結構増えてるじゃないっすか!?ドイツって今でも投資先として人気なんすね!
コネ姉さん:そうなの。安定した法制度、インフラ、欧州の中心という地理的優位が大きいわ。最近は特に研究開発や製造拠点として注目されてるの。
ボス:ふむ…でも経済成長は鈍化してるって話もあったが、それでも投資は集まってるのか。
コネ姉さん:GTAIも「レジリエンスが高い」と表現してるわね。危機対応力や制度的信頼感が投資を支えているのよ。
セカくん:デジタル分野が17%でトップって、IT関連が強いってことっすか?
コネ姉さん:ええ、AIやクラウド、インダストリー4.0の流れで、デジタル投資は加速中よ。次いでエネルギー・自動化・物流分野も多いの。
ボス:米国がトップで、中国やスイス、英国も多いな。日本が9位というのは、まあ健闘してるほうか。
コネ姉さん:そうね。前年より24件も増えてるから、確実に関心は高まってるわ。特にモビリティや製造分野での動きが目立つのよ。
セカくん:M&Aを除いたグリーンフィールド型投資って、やっぱり本気度が高いってことっすか?
コネ姉さん:まさにその通り。新工場や研究所をゼロから建てる投資は、長期的な視点がある企業が多いの。雇用創出にもつながるわ。
ボス:中小企業にとってもチャンスってことか。リスクをどう見るかが鍵だな。
コネ姉さん:ドイツの中小企業支援体制は整っているから、日本の中堅・中小企業でも進出しやすい土壌があるの。専門人材や助成金も活用できるわ。
セカくん:今後も再エネとかEV関連での投資が伸びそうっすね。日本企業にも追い風じゃないっすか?
コネ姉さん:ええ、特にグリーン技術とスマートファクトリー分野はホットなテーマ。持続可能性への関心が高いEU市場では競争力を発揮できるチャンスね。
ボス:なるほど、慎重な分析が必要だが、今のドイツはチャンスも多いということだな。
コネ姉さん:まさにその通り。市場動向を見極めて、賢く一歩を踏み出すことが成功のカギですわ。