米GMと韓国LGES、EV用の新バッテリーセル開発を発表、量産は2028年目標

米GMと韓国LGES、EV用の新バッテリーセル開発を発表、量産は2028年目標

米国自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)は5月13日、韓国のバッテリーメーカーLGエナジーソリューションズ(LGES)とともに、GMの電気自動車(EV)型のピックアップトラックと大型のスポーツ用多目的車(SUV)向けに、新たに開発したリチウムマンガンリッチ(LMR)角型バッテリーセルの量産を進めると発表した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:
GMがLMR(リチウムマンガンリッチ)角型バッテリーセルの量産に動いたのは、EVの航続距離とコスト効率の両方を狙ってのことね。エネルギー密度が高いのがポイントですわよ。

セカくん:
えっ、33%もエネルギー密度が高いってすごいっす!それって生産コストにも大きく影響するんすかね?

ボス:
ふむ…コバルトが高価で手に入りにくいとは聞いていたが、マンガンで代替できるのか。それにしてもEVはそんなに遠くまで走れるようになるのか…。

コネ姉さん:
そうなの、400マイル超=約640キロね。しかも高ニッケルバッテリーより安価に作れるとなれば、業界にとっては革命的な技術になる可能性大ですわ。

セカくん:
でもこれって、どのくらいビジネス的にメリットがあるんすか?バッテリーだけでそんなに差が出るんすかね?

コネ姉さん:
もちろん!EVのコストの3~4割がバッテリーって言われてるの。ここを安くできれば、車両価格全体が下がる可能性があるわよ。

ボス:
なるほどな…そうすると庶民にもEVが身近になるというわけか。だが技術的なリスクはないのか?

コネ姉さん:
確かに新技術にはリスクもあるけど、LGESのような実績のある企業と組んでるから試験生産を経てリスクを抑えていくはずですわね。

セカくん:
しかも北米での生産を視野に入れてるってことは、サプライチェーンのリスクも減らせるってことっすよね!

コネ姉さん:
そう、米国内で重要鉱物を調達できれば、国際情勢に左右されにくい安定した供給網が構築できるの。これは戦略的ですわ。

ボス:
ふむ…アメリカも電池から国産化を強めようとしているんだな。まさに自前主義というわけか。

セカくん:
フォードも追随してるってことは、業界全体がLMRバッテリーにシフトしていく感じっすか?

コネ姉さん:
そうね、価格と性能のバランスをとれるLMRは次世代EV競争のカギになるかもしれないわね。各社の動向に注目ですわよ!

ボス:
まあ、これだけ聞くと乗り換えたくなってくるな…ワシも次の車はEVにしてみようかね、というわけだ。

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