カナダ統計局が5月9日に発表した4月の雇用統計によると、雇用者数は前月比7,400人増加(0.0%増)の2,096万9,300人と、ほぼ横ばいだった。

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コネ姉さん:
カナダの4月の雇用統計、全体ではほぼ横ばいだけど、失業率が6.9%と上昇したのは気になるポイントね。特に製造業と卸売業が影響を受けてるわ。
セカくん:
これって、米国の関税政策の影響が出てきてるってことっすか?製造業が3万人以上減ったって、かなり深刻そうっすね…
ボス:
ふむ…オンタリオ州の自動車産業が落ち込んでるのか。ウィンザー市では失業率10%超えとは厳しいな。
コネ姉さん:
特にウィンザーは自動車製造が雇用の4割以上を占めてるから、米国向けの輸出動向に非常に左右されるのよ。
セカくん:
一方で、公共行政や不動産関連は雇用が増えてるって意外っすね。選挙の影響で臨時雇用が出たってことっすか?
コネ姉さん:
そう、選挙による一時的な雇用増も含まれてるし、不動産やリースは今の経済環境でも比較的堅調に推移してるみたいね。
ボス:
地域差も大きいな。オンタリオが落ち込んでる一方で、ケベックやアルバータは増加しているとは…。
コネ姉さん:
カナダは州ごとの産業構造が違うから、輸出依存の強い地域ほどリスクが顕在化しているの。全体の平均値だけじゃ見えてこないわ。
セカくん:
労働者のアンケート結果も結構シビアっすね…今後半年で「雇用が減る」って答えた人が13%超えって、将来への不安が高まってる証拠っす。
コネ姉さん:
特に「米国向け輸出に依存」してる産業では約19%が減少予測してるのよ。関税リスクが労働市場に広がり始めてるってことね。
ボス:
ふむ…カナダ経済は米国と密接だから、政策次第で雇用も揺れる。経営側も従業員側も、今は慎重に構えているというわけだな。