コートジボワール政府は4月17日、2025年1月以降の36の国内加工業者によるカシューナッツ調達量が、過去の同時期と比べて最高水準となる32万2,747トンに達したことを発表した。これは、2025年の生産量予測115万トン(前年比20%増)の28%、政府が目標とする年間国内加工量40万トンの約80%に相当する。

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コネ姉さん:カシューナッツの世界一の生産国コートジボワールが、加工も本格化してるのね。国内加工率が2023年の21%から2025年には35%に上がる見込みって、すごい成長ですわ!
セカくん:おおー!加工率アップってことは、輸出する時にもっと付加価値がつくってことっすよね?現地で加工して、利益も雇用も国内に残るなんて最高っす!
ボス:ふむ…昔は未加工で輸出してたのか。それを自国で処理するようにするのは、確かに理にかなってるな。
コネ姉さん:その通り。しかも、ケワルラム・グループやUAE、シンガポールからの直接投資が加工能力を大幅に引き上げてるのがポイントね。アフリカの産業高度化の好例ですわ。
セカくん:海外企業の投資が続いてるって、コートジボワールのビジネス環境が良くなってるってことっすか?それとも資源の魅力が強いのかな?
ボス:まあ、資源は昔からあったはずだから、やっぱり政策の変化が効いてるのかもしれんな。未加工品を優先的に国内に回す仕組みってのは面白いな。
コネ姉さん:ええ、1〜3月は国内加工業者に優先的にナッツを供給する政策が功を奏したの。これで年間目標の80%が既に確保されたのだから、制度設計の勝利ね。
セカくん:ってことは、もしこの政策が他の作物にも応用できたら、アフリカ全体の農業ビジネスが変わるかもっすね!
ボス:ただ、加工には設備と技術がいるだろう?外資の協力がなければ難しいんじゃないのか?
コネ姉さん:その懸念もありますわ。でも政府は農産加工団地を建設して、地域ごとにインフラを整えてる。これは国内産業を持続的に育てる基盤になりますわよ。
セカくん:これって、日本企業が現地でパートナー探すチャンスっすかね?投資フォーラムも開催されてるし、今が参入のタイミングかも!
ボス:ふむ、日本はアフリカに弱いと聞くが、加工ビジネスなら技術で貢献できそうだな。食品企業や機械メーカーにはチャンスかもしれん。
コネ姉さん:まさにそこですわ!カシューナッツという輸出品に加工価値をつけて、雇用・収益・技術導入までつなげる構造は、持続可能な農業モデルの鍵になるでしょうね。