英国のレイチェル・リーブス財務相は4月23日、少額輸入貨物に対する関税免除制度について見直しを行うことを発表した。現在、価額が135ポンド(約2万5,785円、1ポンド=約191円)以下、かつ物品税(Excise Duty)の対象外の物品を英国に輸入する際、関税が免除される仕組みとなっている。

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コネ姉さん: 英国が135ポンド以下の少額輸入貨物に対する関税免除を見直す方針を発表しましたわ。背景には、越境ECの拡大で国内小売への打撃が問題視されていることがあるのですの。
セカくん: シーインとかテムって、めっちゃ安いのが売りっすもんね!でも、それが英国企業には不利になってたってことっすか?
ボス: ふむ…つまり安い商品が大量に海外から入ってくることで、英国の店が太刀打ちできなくなってたわけだな。こりゃ深刻だ。
コネ姉さん: はい、特に製造や在庫を国外で持つ企業はコストが低く、免税措置まで加われば競争力が違いすぎますわ。国内企業からすれば「不公平」な状況ですの。
セカくん: でもこれ、消費者にとっては値上がりってことにもなりますよね?安くて助かってた人たちはどう感じるんすかね?
ボス: 難しいところだな。守るべきは消費者の利益か、国内産業か…。そのバランスが政策のカギというわけだ。
コネ姉さん: その通りですわ。だからこそ、貿易救済庁(TRA)も企業と連携して、不公正な輸入に対して迅速に対応できる体制を整備することが発表されたんですの。
セカくん: 具体的にはどういう救済措置があるんすか?アンチダンピングみたいな対応っすか?
ボス: おお、それワシも聞いたことあるな。安すぎる商品に税金をかけて価格を調整するってやつだ。
コネ姉さん: まさにそうですわ。加えて、調査期間の短縮や、リスクモニタリング機能の強化も予定されていて、よりスピーディに対応できる体制へ移行するとのことですの。
セカくん: EUやアメリカも似たような見直ししてるって書いてありましたけど、これは国際的なトレンドってことなんすか?
ボス: 世界中で安価な輸入品による混乱が起きてるってことだな。英国もようやく重い腰を上げた、ってところかもしれん。
コネ姉さん: グローバルECの成長は止められませんが、その中でルールを整備してフェアな競争環境をつくることが、今後の課題ですわね。