ケニアのウィリアム・ルト大統領は国賓として4月22~26日に中国を公式訪問した。24日には中国の習近平国家主席と会談し、両国の関係を「全天候型の友好関係」(ケニア側の発表では「包括的戦略パートナーシップ」と表現)に格上げすることで合意した。


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コネ姉さん: ケニアと中国の関係が「包括的戦略パートナーシップ」に格上げされたのは大きな動きですわね。20本以上のMOU締結は、インフラからデジタル経済、文化交流まで多岐にわたる分野での協力が進むことを意味しますわ。
セカくん: すごいっすね!SGR延伸って、中国がまたアフリカのインフラ整備に本気ってことっすか?でも、中国側は具体的に言ってないってのはどういうことなんすかね?
ボス: ふむ…そんなにたくさんの分野で覚書が結ばれたのか。それにしても「全天候型」ってのは初めて聞く言葉だな。どういう意味なんだ?
コネ姉さん: 全天候型というのは、政治的な変動や外的な要因にも左右されない、安定した関係という意味ですの。中国とアフリカ諸国では時々使われる外交用語ですわ。
セカくん: ケニアの輸出品って、アボカドや紅茶なんすね!でも関税があるのはやっぱネックっすよね。FTA交渉で関税がゼロになる可能性って高いんすか?
ボス: そうなるとケニアの農業には追い風かもしれんが、中国から何をどれだけ買うのかも気になるところだな。
コネ姉さん: その点はまだ明らかじゃないですが、バランスの取れた貿易関係を目指すなら、中国からの機械や技術の輸入が中心になるかもしれませんわね。
セカくん: AIの国際協力グループにケニアが加入って、これは将来的にAI分野で人材育成とか研究支援が進むってことっすかね?めっちゃ未来感あるっす!
ボス: AIってのはワシにはまだピンと来んが、まあケニアも時代に乗り遅れまいとしとるってことかもしれんな。
コネ姉さん: まさにそうですわ。ケニアはデジタル化にも力を入れていて、中国の支援でその加速が期待されてますの。ラウンドテーブルでの投資発表もその一環ですわね。
セカくん: キリフィ郡での経済特区とか、養鶏場やアロエ栽培も含めてすごく多角的な投資っすね!これって地元経済にもすごい影響ありそうっす!
ボス: だが、こういう投資って、結局は中国企業が得する構造になってたりしないか?現地に本当に利益が落ちるのかが心配だな。
コネ姉さん: 確かにリスクはありますわ。でも、ルールや透明性をケニア側が確保できれば、双方にとってメリットがある関係も築けるはずですわよ。
セカくん: 最後に気になったのが、米国訪問の前に中国を訪れたってことっす。非同盟主義ってことは、どっちにも偏らない姿勢をとるってことなんすよね?
コネ姉さん: ええ、米中の間でバランスを取ろうという外交戦略ですわ。これからのケニア外交、注目ですわね!