ロ米協議、ロシアは合意順守の条件として制裁の解除を要求

ロ米協議、ロシアは合意順守の条件として制裁の解除を要求

サウジアラビアの首都リヤドで3月24日、ロシアと米国による専門家協議が開催された。協議は途中休憩をはさみ、12時間以上にわたった。これを受け、ロシア、米国の双方は3月25日、それぞれ声明を発表した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:
リヤドで行われた米ロの専門家協議、12時間超というのは異例の長さですわね。黒海の航行安全やロシア農産品の輸出再開など、経済と安全保障の両面で重要な合意ですの。

セカくん:
ロシアの農産品や肥料の輸出が再開されるって、世界の食料供給にとっても大きいニュースっすよね!でも、米国の協力って具体的にどこまでやるんすか?

ボス:
ふむ…保険料の引き下げや港の拡充も含むとなると、かなり踏み込んだ協力に見えるな。制裁はどうなるんだ?

コネ姉さん:
そこが焦点ですわ。ロシア側は「制裁解除」を条件にしていて、特にSWIFTからの排除や物流制限の解除を強く求めているのですの。

セカくん:
でもそれって、ウクライナ侵攻の制裁そのものじゃないっすか?それを解除するって、簡単にはいかなそう…

ボス:
それに、黒海の商船を軍事利用しないって合意もあったが、守られる保証はあるのか?実効性に疑問が残るな。

コネ姉さん:
そのために「第三国の支援」も歓迎してるのですわ。中立的な国が監視や仲介に入ることで、履行の信頼性を高めたい狙いですわね。

セカくん:
あと、ノルドストリームの話も出てたっすよね。米国が欧州にロシア産ガスの再導入を働きかけるって、本当っすか?

ボス:
ふむ…あれだけ関係が悪化した後に再びエネルギー協議とは、信じがたい話だが…経済的な現実もあるのかもしれん。

コネ姉さん:
欧州の冬季エネルギー需要や価格高騰のリスクを考えれば、再開の議論が裏で進むのも不思議ではありませんのよ。

セカくん:
でもそれって、欧州の脱ロシア方針と矛盾するっすよね?エネルギーと地政学の綱引きって感じっす…

ボス:
和平に向けた協議が続くのは良いことだが、制裁解除と経済協力の取引が絡むと、政治の駆け引きが複雑になるな。

コネ姉さん:
ええ、今回の合意は小さな一歩ですが、エネルギー、物流、農業と広範な影響を持つだけに、今後の動向は要注目ですわね。

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