フランスで任意の栄養表示「ニュートリ・スコア」の新たな計算方法を定めたアレテ(省令、フランス語)が3月15日付官報に公布された。塩分、糖分の含有量に対する評価を厳格化する。食品の栄養推奨事項とニュートリ・スコアの評価のより良い調和を図る。
具体的には、飲料の甘味料含有にマイナスポイントを付与する。人工甘味料を含む炭酸飲料の評価は従来のBからC~Eに降格する。
具体的には、飲料の甘味料含有にマイナスポイントを付与する。人工甘味料を含む炭酸飲料の評価は従来のBからC~Eに降格する。
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セカくん:うわ〜、フランスのニュートリ・スコア、大幅に評価基準が厳しくなるんすね!飲むヨーグルトやシリアルまでスコアが下がるって、かなり影響ありそう!
コネ姉さん:そうね。今回の改正は、実際の栄養指針とスコア評価のズレを是正するのが目的で、塩分や糖分の評価を厳しくして健康リスクの高い食品を適切に示す方向に舵を切ったのよ。
ボス:ふむ…でもヨーグルトやチーズって、体に良いイメージがあるぞ?なんでそんなにスコアが悪くなるんだ?
コネ姉さん:ヨーグルトでも甘味料や糖分が多い製品は評価が下がるの。乳製品全般が悪いわけじゃなくて、「加工度」や「添加物の量」によって見直されてるのですわ。
セカくん:飲料は水以外はAを取れないって、なかなか厳しい基準っすよね…人工甘味料入りの炭酸飲料も一気にC〜E評価に!これは業界の反発も分かるかも…
コネ姉さん:ええ、実際ダノンは飲むヨーグルトのスコア表示を取りやめたし、チーズ業界や農業省も強く反対していたの。でも、肥満人口の増加を受けて政府は健康優先で踏み切ったわ。
ボス:なるほどな。健康には良くても、地元の伝統食品の評価が下がるってのは複雑だな。文化とのバランスも難しそうだ。
コネ姉さん:そこも政府は配慮していて、「食文化を損なわないよう注視する」と発表してるの。だからこそ2年間の猶予期間を設けて、業界が対応できるようにしてるのよ。
セカくん:それにしても、このスコア、今は欧州のいろんな国で使われてるんすね!ドイツやベルギーではもう新基準がスタートしてるとか!
コネ姉さん:そう。消費者にとってはシンプルなラベルで健康度が分かるので、今後EU全体で義務化される可能性もあると言われているのよ。
ボス:ふむ…日本でもこういう栄養ラベルがもっと分かりやすくなれば、食生活も改善するかもな。
コネ姉さん:実は、日本でも食品のフロントラベル表示の議論が進んでいて、今後欧州の事例が参考にされるかもしれませんわね。
セカくん:日本の食品メーカーも輸出してる場合、対応を考えないといけないっすね。特にEU向けの商品は、今後スコア意識するのが当たり前になりそう!
コネ姉さん:そう、ラベルひとつで購買行動が変わる時代。企業も「見せ方」だけでなく「中身」から問われているわけね。これは食品戦略にも影響大よ。