タイ工業連盟(FTI)は2月24日、1月の自動車生産台数が前年同月比24.6%減の10万7,103台だったと発表した。今回の発表によると、1月の部門別では、乗用車が前年同月比32.0%減の3万5,714台、開放式の荷台がある小型貨物自動車・ピックアップトラックなどの商用車が20.3%減の7万1,389台だった。

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セカくん:
タイの1月の自動車生産、めっちゃ減ってるっすね!前年同月比24.6%減ってヤバくないっすか?特に乗用車は32%減…。何が原因なんすかね?
コネ姉さん:
主な要因は、国内の自動車ローン審査の厳格化と輸出の落ち込みね。家計債務の増加でローンの通りにくさが影響し、国内販売は31.8%も減少。さらに、輸出向け生産も21.1%減少しているの。
ボス:
ふむ…タイは東南アジアの自動車生産拠点なのに、こんなに減るのは気になるな。特に日本メーカーへの影響が大きそうだが、大丈夫なのか?
コネ姉さん:
日本メーカーのシェアはまだ高いけれど、中国メーカーの攻勢が強まっているわね。特にバッテリー式電気自動車(BEV)市場では、中国勢のシェアが1月で17.3%まで拡大していて、2024年通年では18.8%になる見込みよ。
セカくん:
やっぱり中国メーカー強いっすね!BYDとかGWM(長城汽車)がどんどんシェアを伸ばしてるし、日本メーカーはどう対抗するんすかね?
コネ姉さん:
日本メーカーは、特に商用車ではまだ強いわよ。1月の商用車市場では、日本メーカーが77.1%のシェアを確保していて、中国勢は10.9%。だけど、電動化の波が来ているから、戦略を変えないと厳しくなるかもしれないわね。
ボス:
なるほどな。つまり、日本メーカーはまだ商用車では優位だが、乗用車、特にEV市場では中国勢が伸びてきているということか。これは危機感を持たないといかんな。
セカくん:
タイの自動車輸出も落ちてるっすよね?前年同月比で28.1%減とか…。完成車の輸出額も31.6%減ってるし、タイの経済にも影響出そうっすね。
コネ姉さん:
そうね。輸出の減少は、世界的な需要の変動やEVシフトの影響もあるわ。タイはこれまで内燃機関車(ガソリン車やディーゼル車)が中心だったから、EV生産の転換が急務になっているの。
ボス:
ふむ…今後、日本メーカーがタイでEV市場にどう対応するかが鍵だな。遅れを取れば、中国メーカーにシェアを奪われかねんぞ。
セカくん:
そうっすね!トヨタとかホンダがどんなEV戦略を打ち出すのか、これからの動きが気になるっす!
コネ姉さん:
タイ市場は東南アジアのハブだから、日本メーカーにとっても重要よ。EVや電動商用車の投入が遅れないように、戦略の転換が求められるわね。今後の展開を注視しましょう!