欧州委員会は2月19日、2040年までのEU農業・食品政策の行程表となる「農業と食料ビジョン」を発表した。

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セカくん: EUが2040年までの「農業と食料ビジョン」を発表っすか!新規就農者の確保や競争力強化、環境対策との両立がポイントみたいっすね!
コネ姉さん: そうね。EUはこれまで「Farm to Fork戦略」で環境対策を重視していたけど、今回は競争力強化にも力を入れているのが特徴よ。生産者の収益向上やデジタル技術の活用にも重点を置いているわ。
ボス: ふむ…環境政策一辺倒だったEUが、農業の競争力にも目を向けるようになったのは興味深いな。背景には何があるんだ?
コネ姉さん: 一つは食料安全保障の問題ね。ウクライナ情勢や世界的な物流の不安定さが影響して、EUも自国の農業を強化する必要が出てきたのよ。もう一つは、生産者からの反発。環境対策が厳しすぎると農業が立ち行かなくなるという声が増えていたの。
セカくん: なるほどっすね!特に輸入品へのEU基準の適用強化って、EUの農家を守るための施策ってことっすか?
コネ姉さん: そうよ。EUの農家は厳しい環境基準を守る必要があるのに、輸入品はそれに従わなくてもよかったの。それを公平にすることで、EUの生産者が不利にならないようにする狙いね。
ボス: ふむ…でも、農薬の使用禁止を慎重に検討するってことは、これまでの厳しい規制が少し緩和される可能性もあるのか?
コネ姉さん: その可能性はあるわね。環境対策は大切だけど、生産性を下げすぎると農家が経営できなくなるから、バランスを取る方針に変わってきているのよ。
セカくん: それに、デジタル技術やカーボンファーミング、農場での再生可能エネルギー活用も推奨されてるっすね!農業のビジネスモデルがどんどん進化してる感じっす!
ボス: ふむ…だが、ビジョンの実現には財源の確保が必要だろう?具体的な予算の話は出ているのか?
コネ姉さん: そこが課題ね。2028年からの共通農業政策(CAP)の予算についてはまだ具体的な言及がなく、農業団体も「もっと具体策が必要」と言っているわ。
セカくん: それに、小売・卸売業界団体ユーロ・コマースは「農業だけじゃなく、サプライチェーン全体を考慮すべき」と不満を示してるっすよね?
コネ姉さん: ええ、農業生産だけじゃなく、食品の流通や販売も大事だからね。今後は、単一市場の統合深化やサプライチェーンの強化も議論される可能性があるわ。
ボス: ふむ…EUの農業政策が変われば、日本の食品輸出にも影響が出るかもしれんな。これからの動きを注視する必要がありそうだな。