1月のカナダ消費者物価指数、前年同月比1.9%上昇

1月のカナダ消費者物価指数、前年同月比1.9%上昇

カナダ統計局が2月18日に発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.9%の上昇率で、12月の同上昇率(1.8%)を0.1ポイント上回り、上昇幅が微増した。統計局は主な要因として、ガソリン(前年同月比8.6%増)や天然ガス(同4.8%増)などのエネルギー価格の上昇(同5.3%増)を挙げた。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん: カナダの1月の消費者物価指数(CPI)は1.9%上昇っすね!12月の1.8%からちょっと上がってるけど、まだ落ち着いてる感じっすね。

コネ姉さん: そうね。ガソリンや天然ガスの価格上昇がインフレを押し上げたけど、一方で減税策が物価を抑える効果を持っていたわ。特に外食が5.1%減、食料品も0.6%下がって、2017年以来の下落になったのよ。

ボス: ふむ…カナダで物価が下がるのは珍しいな。減税の効果がかなり大きかったのか?

コネ姉さん: ええ。ただ、専門家の意見では「減税法の影響がまだ完全には反映されていない」と言われていて、今後数カ月でインフレが再び上昇する可能性があるわね。

セカくん: ってことは、カナダ銀行(中央銀行)の利下げも慎重になりそうっすね?

コネ姉さん: そうね。CIBCは次回の政策金利を2.25%に下げると予想しているけど、BMOは「インフレが再び上がる可能性があるから、利下げを一時停止するかも」と言っているわ。

ボス: ふむ…しかも、3月4日にはトランプ政権の追加関税の影響も出るかもしれんのだろう?

コネ姉さん: そうなの。もしカナダとメキシコ原産品に関税が課されたら、輸出企業のコストが上がって、それが国内物価にも影響する可能性があるわね。

セカくん: なるほどっす!関税の影響が出たら、利下げどころか金融政策の方向性が変わるかもしれないっすね。

ボス: ふむ…3月12日のカナダ銀行の政策金利発表、かなり重要になりそうだな。

コネ姉さん: そうね。減税効果が薄れた後のインフレ動向や、アメリカの関税政策次第で、カナダの金融政策が大きく変わる可能性があるわね。

セカくん: これ、カナダだけじゃなくて、北米経済全体に影響しそうっすね!今後の動き、しっかりチェックするっす!

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