カナダ中央銀行は1月29日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、3.0%とすることを発表した。今回の引き下げは、6会合連続となった。また、経済見通しを示す金融政策報告書も同日に併せて発表した。
記事を”読む”
厚生労働省の発表(1月31日)によると、日本における外国人労働者数(2024年10月末時点)は230万2,587人となり、過去最高を更新した。前年より25万3,912人増加し、増加率は12.4%で前年と同水準だった。 引 […]
インド南部タミル・ナドゥ(TN)州のチェンナイ市で1月28日に開催された水ビジネスセミナーで、タミル・ナドゥ水投資会社(TWIC)最高執行責任者(COO)のサジド・フセイン氏(I. Sajid Hussain)が州の水供 […]
ジェトロは2024年10月8日のマニラを皮切りに、2025年1月16日にセブ、1月23日にボラカイにおいて、現地レストランのオーナーやシェフ向けに日本産水産物のプロモーションイベント「ゴー!ジャパニーズ・シーフード!(G […]
セカくん:
カナダの中央銀行、また金利引き下げっすか!6会合連続って、かなり積極的っすね!
コネ姉さん:
そうね。今回の利下げで政策金利は3.0%になったわ。インフレ率が落ち着いてきたのと、経済活動を活発化させる狙いがあるのよ。
ボス:
ふむ…住宅市場や自動車の消費が増えてるのは良いことだが、失業率は6.7%とまだ高めだな。労働市場は回復しきっていないのか?
コネ姉さん:
そうね。カナダは移民を多く受け入れて経済を支えてきたけど、最近は移民受け入れ目標を下げたから、人口増加の鈍化が影響しているわ。だから、成長率の見通しも2025年・2026年は1.8%とやや低めに設定しているの。
セカくん:
成長率を控えめに見積もるってことは、景気がそんなに良くないってことっすよね?それなら、今後も利下げが続く可能性は高いっすか?
コネ姉さん:
その可能性はあるわね。市場予測では、2024年末までに金利を2.25%まで下げる見通しよ。でも、米国の関税次第では、さらに大きな利下げが必要になるかもしれないわ。
ボス:
ふむ…カナダの金融政策報告書では、米国の追加関税を考慮しないベースライン予測を発表したらしいが、関税が導入されたらどうなるんだ?
コネ姉さん:
中銀も「影響は予測不能」としているけど、基本的には「成長が落ちてインフレが上昇する」という複雑な影響が出ると考えられているわね。経済が弱くなれば利下げ、インフレが加速すれば利上げの可能性もあるわ。
セカくん:
トランプ政権の追加関税、カナダにとってかなりリスクになってるっすね。25%の関税が続いたら、中央銀行はもっと利下げする可能性もあるって言われてるっす!
ボス:
ふむ…関税で経済が悪化すれば、当然金利も影響を受けるな。今のところ、カナダはどんな対応策を考えているんだ?
コネ姉さん:
現時点では、政策金利を調整しながら経済の安定を目指す方針ね。ただ、貿易に大きく依存している国だから、追加関税が長期化すれば、景気対策としてさらなる利下げや財政支出の拡大が必要になるかもしれないわ。
セカくん:
カナダ経済、めちゃくちゃ不安定になりそうっすね…。次回の政策金利発表(3月12日)も要チェックっす!
ボス:
ふむ…カナダの金融政策と米国の動き、しばらくは目が離せんな。