マレーシアでは2月1日から、最低賃金が一律1,700リンギ(約5万9,500円、1リンギ=約35円)に引き上げられる。政府は、2011年国家賃金評議会法に基づき、2024年12月4日付官報で2024年最低賃金令を公示した。
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コネ姉さん:マレーシアでは2月から最低賃金が1,700リンギに引き上げられるんですって。これは現行の1,500リンギから13.3%のアップですわ。
セカくん:最低賃金って、全ての企業に適用されるんですか?小規模な企業とか例外があったりします?
ボス:ふむ、小さい会社には厳しい話かもしれんな。猶予期間とかあるのか?
コネ姉さん:はい、従業員5人未満の雇用主は、2025年8月まで適用が猶予されます。ただし、専門的な活動を行う雇用主には例外なく適用されますわ。
セカくん:在マレーシアの日系企業にも影響ありそうですよね。賃金の中央値ってどれくらいなんですか?
コネ姉さん:日系企業の製造業作業員は中央値2,000リンギ、非製造業スタッフは4,250リンギですわね。ただし、ペナン州の製造業など地域によっては最低賃金を下回るケースもあるので調整が必要です。
ボス:なるほど。賃金の底上げは必要だが、人件費が高騰すると企業には負担になるな。
セカくん:調査では「人件費の高騰」が投資リスクのトップだったみたいですけど、これは外国企業にとってどれくらい深刻なんでしょう?
コネ姉さん:ジェトロの調査では72.3%の企業が「人件費の高騰」をリスクとして挙げていました。他のASEAN諸国と比較しても賃金上昇が目立つので、今後の経営戦略に影響を与えそうですわ。
ボス:ふむ、賃金の引き上げは従業員にとっては良いが、企業には課題だな。これから投資環境がどう変化するか注目だな。
セカくん:マレーシアでビジネス展開する企業は、コスト管理や効率化をより重視する必要がありますね!