国家主席にルオン・クオン共産党書記局常務が昇格

国家主席にルオン・クオン共産党書記局常務が昇格

ベトナムの第15期(2021~2026年期)第8回国会は10月21日、ルオン・クオン共産党書記局常務を国家主席に選出した。国家主席は党序列2位で、憲法上の国家元首となる。国家主席は直近で交代が続き、クオン氏は2021年以降4人目となる。前任に当たるトー・ラム書記長は2024年5月に国家主席に就任し、8月から書記長と国家主席を兼任していた。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: ベトナムの国家主席にルオン・クオン氏が選ばれましたわね。彼は軍出身で、これまでに共産党の政治局員や書記局常務も務めてきた方です。2021年以降で4人目の国家主席というのも異例ですわ。

セカくん: 4人目って、結構頻繁に変わっているんですね!何が背景にあるんですか?

コネ姉さん: 背景には、書記長が主導した反汚職運動の影響で、条件を満たす政治局員が次々に失脚したことが大きいです。その結果、適任者が限られていたので、異例ながらもクオン氏が選ばれたようですわ。

ボス: なるほどな…軍人出身のクオン氏が国家主席になったのは、ベトナムの国防や安全保障に重きを置く意図もあるのかもしれんな。

コネ姉さん: そうですわね。クオン氏も就任演説で「国防と安全強化」を掲げていますし、国際社会での積極的な役割も強調しています。

セカくん: そうなんですね!でも、次の党大会に向けて、権力闘争が起こる可能性もあるんですか?

コネ姉さん: ええ、その懸念もありますわ。特に2026年初頭の党大会が近づく中、最高指導部ポストを巡る争いが激化する可能性があります。

ボス: ふむ…新たな国家主席の就任で政治の安定が図られることを願いたいが、次期党大会に向けた動きも注視が必要というわけだな。

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