M痘感染拡大、アフリカCDCが「緊急事態」宣言

M痘感染拡大、アフリカCDCが「緊急事態」宣言

アフリカ連合(AU)の疾病予防管理センター(アフリカCDC)は8月13日、M痘がコンゴ民主共和国(DRC)や近隣諸国で急速に感染が拡大している事態を受け、「アフリカの安全保障に関わる公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。団結してこの脅威を封じ込め、排除するために、積極的かつ大胆に明確な行動をするよう要請した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: セカくん、アフリカ連合(AU)の疾病予防管理センター、アフリカCDCが「アフリカの安全保障に関わる公衆衛生上の緊急事態」を宣言したんだよ。これは、M痘(モンキーポックス)がコンゴ民主共和国(DRC)やその近隣諸国で急速に感染が拡大しているためなんだ。

セカくん: M痘って、最近あまり聞かない病気っすけど、そんなに深刻なんですか?

コネ姉さん: そうなの。特に今回問題になっているのは、従来の株よりも致死性と感染力が強い「クレードIb」と呼ばれる新型ウイルスなの。これがDRCを中心に広がっていて、2024年には1万3,700人以上が発症して、500人以上が死亡しているわ。アフリカ全体でも感染が急拡大していて、16カ国で合計3万8,465人の症例が報告されているの。

ボス: ふむ…それは非常に深刻な状況だな。M痘はどのようにして感染するんだ?

コネ姉さん: M痘は動物からヒトへ感染することが多いけれど、感染者との密接な身体的接触によっても感染するの。従来の株は口や顔、性器に局所的な発疹が特徴だったけれど、今回のクレードIbでは全身に発疹が現れるわ。このウイルスが広がることで、各国で公衆衛生上の危機が高まっているのよ。

セカくん: それじゃあ、他の国にも広がる可能性があるってことですね。すごく怖いっすね。

コネ姉さん: その通りね。アフリカCDCは各国に対して迅速かつ積極的な対策を求めているし、世界保健機関(WHO)も「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したわ。これからの対策が非常に重要になってくるわね。

ボス: ふむ…これは全世界が注視すべき問題だな。各国の協力が求められる状況だ。

セカくん: これからの対策や、感染拡大がどうなるのかしっかり見守る必要があるっすね。とても大事な問題ですね。

コネ姉さん: そうね、セカくん。引き続き、情報をしっかりと追いかけて、状況の変化に対応していきましょう。

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