米国通商代表部(USTR)は8月2日、経済繁栄のための米州パートナーシップ(APEP)参加国の貿易相による共同声明を発表した。APEPの貿易相は前日の1日に初めての対面での会合をエクアドルで開催していた。ただし、APEP参加国のうち、4月にエクアドルとの国交を断絶したメキシコのみ、共同声明には参加しなかった。

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セカくん: 米国通商代表部(USTR)が経済繁栄のための米州パートナーシップ(APEP)の貿易相会合の共同声明を発表したんですね!これってどういうこと?
コネ姉さん: そうですわ。APEP参加国の貿易相たちがエクアドルで初めて対面で会合を開き、共同声明を発表しました。共同声明では、労働者の権利や環境の持続可能性、経済的包摂性が重要だとされています。
ボス: ふむ、具体的にどんな取り組みが行われるんだ?
コネ姉さん: いくつかの具体的な取り組みが決定されました。例えば、「貿易と労働」や「貿易と環境」委員会の設置、貿易円滑化、デジタル化、中小企業の支援プログラム、地域のバリューチェーンとサプライチェーンの開発などです。
セカくん: これってどういうこと?貿易円滑化の取り組みは何ですか?
コネ姉さん: 貿易円滑化のために、参加国が高水準の措置を履行できるよう、専門家対話の議論と勧告の概要を作成します。ボゴタでの専門家対話を基に、2025年の専門家対話に向けて重点分野を特定します。
ボス: 他にはどんな取り組みがあるんだ?
コネ姉さん: デジタル化では、貿易関連書類への電子署名に関する調査を行い、その後、電子署名の越境承認などを改善します。包摂的な貿易と中小企業支援では、参加国の中小企業支援プログラムの一覧を共有し、ベストプラクティスを共有します。
セカくん: これってどういうこと?環境持続可能性の推進もあるんですね?
コネ姉さん: はい、その通りですわ。環境持続可能性を推進するために、「貿易と環境」委員会を設置し、11月1日までに会議を行います。「貿易と労働」委員会も同様に労働者の権利を促進するため、11月1日までに対面での会議を行います。
ボス: ふむ、医療機器分野でも具体的な取り組みがあるのか?
コネ姉さん: そうですわ。米州開発銀行(IDB)の調査に基づき、医療機器分野に関して、バリューチェーンとサプライチェーンを生み出すための官民ワークショップを開催します。他の分野でも活動を検討する予定です。
セカくん: 次回の会合はいつ開催されるんですか?
コネ姉さん: 次回の具体的な時期は明示されていませんが、2025年春にコスタリカで予定されているAPEP首脳級会合の前に開催される予定です。
ボス: なるほど、米州地域の貿易がどのように発展していくか注目だな。
セカくん: そうですね!これからのAPEPの活動が楽しみですっ!
コネ姉さん: その通りですわ。APEPの取り組みが、地域の経済繁栄と持続可能性に寄与することを期待しましょう。