中国国家統計局は7月15日、2024年上半期(1~6月)のGDP実質成長率は前年同期比5.0%だったと発表した。政府目標の5.0%前後は維持したが、同年第1四半期(1~3月)の5.3%から減速した。第2四半期(4~6月)は前年同期比4.7%、前期比0.7%だった。前期比の伸びは第1四半期の1.5%から減速し、2022年第2四半期(マイナス2.1%)以来の低い水準となった。

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コネ姉さん: 中国国家統計局が7月15日に発表した2024年上半期(1~6月)のGDP実質成長率は前年同期比5.0%でした。政府目標の5.0%前後は維持しましたが、第1四半期の5.3%から減速しました。第2四半期の成長率は前年同期比4.7%、前期比0.7%でした。
セカくん: すごい!具体的にはどんな分野が影響しているんですか?
コネ姉さん: 消費、投資、不動産、工業生産の各分野が影響しています。例えば、消費は前年同期比3.7%増で、第1四半期の4.7%増から減速しています。商品小売額は3.2%増、飲食業収入は7.9%増と、業種ごとに異なる動きが見られます。
ボス: ふむ…消費以外の分野ではどうなんだ?
コネ姉さん: 投資も前年同期比3.9%増で、第1四半期の4.5%増から減速しました。インフラ投資は5.4%増でしたが、民間投資は0.1%増にとどまりました。製造業投資は9.5%と堅調でしたが、外資系企業の投資は15.8%減でした。
セカくん: 不動産の状況はどうですか?
コネ姉さん: 不動産開発投資は10.1%減で、第1四半期の9.5%減からさらに減速しました。新規着工面積、新築不動産販売面積、販売金額のいずれも減少し、厳しい局面が続いています。
ボス: 工業生産はどうなっているんだ?
コネ姉さん: 工業生産増加額(付加価値ベース)は前年同期比6.0%増でした。製品別では、3Dプリンターや集積回路、工業用ロボット、スマートフォン、太陽電池などが堅調な伸びを示しました。自動車の生産量も5.7%増で、新エネルギー車(NEV)は34.3%増でした。
セカくん: 生産設備稼働率はどうですか?
コネ姉さん: 生産設備稼働率は74.9%で、第1四半期から1.3ポイント上昇しました。業種別では、石油・天然ガス採掘業が91.8%、化学繊維製造業が85.3%と高い水準でしたが、自動車製造業は68.8%で低い水準にとどまりました。
セカくん: わくわくする!中国経済の動向がこれからどうなるのか、興味深いですね。
ボス: まあ、各分野の成長や減速の要因を見極めることが重要だな。
コネ姉さん: そうですね。これからも中国経済の動向に注目していきましょう。