交通運輸部、中国の世界海運輸送量シェアが30%突破と発表

交通運輸部、中国の世界海運輸送量シェアが30%突破と発表

中国交通運輸部主催の「2024年海のシルクロード港湾国際協力フォーラム」が6月27日に浙江省寧波市で開催され、その中で「中国港湾運営分析報告(2024年)」が発表された。同報告は交通運輸部傘下の規画研究院が同部の委託を受けて取りまとめたもの。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん: 「中国交通運輸部が主催する『2024年海のシルクロード港湾国際協力フォーラム』について教えてください!どんな内容なんですか?」

コネ姉さん: 「このフォーラムは、港湾運営に関する最新のデータや分析を発表し、国際協力を推進する場なの。特に今年のフォーラムでは『中国港湾運営分析報告(2024年)』が発表されたのよ。」

ボス: 「ふむ…この報告書にはどんな情報が含まれているんだ?」

コネ姉さん: 「報告書によると、2023年の世界の海上輸送量は前年比3.0ポイント増の約123億7,000万トンで、中国はその30.1%を占めたの。特に中国の港湾貨物取扱量は前年比6.6ポイント増の約131億7,000万トンになっているわ。」

セカくん: 「中国の港湾貨物取扱量が増えた要因は何ですか?」

コネ姉さん: 「中国経済の持続的な回復が大きな要因ね。特に長江デルタ地域が全体の40%を占めて首位を保っているわ。」

ボス: 「具体的な港湾別のデータもあるのか?」

コネ姉さん: 「もちろん。2023年には中国の23カ所の港湾で年間貨物取扱量が2億トンを超え、その合計は108億トンで全体の81.9%を占めたの。特に浙江省の寧波舟山港は13億2,000万トンで、中国の港湾で初めて年間取扱量が10億トンを超えたのよ。」

セカくん: 「すごいですね!主要な貨物は何ですか?」

コネ姉さん: 「コンテナ、石炭、金属鉱石、鉱業や建築材料、石油・同関連製品が上位5位で、総取扱量に占める比率は合計84%に上るわ。」

ボス: 「なるほど、2024年の予測についてはどうなんだ?」

コネ姉さん: 「規画研究院の予測によると、2024年の港湾貨物取扱量は前年比3.0ポイント増の136億トンになる見込みよ。国際間の貿易貨物は3.2ポイント増の51億トン、コンテナ取扱量は3億TEUに達すると予測しているわ。」

セカくん: 「国際航路がその半分以上を占めるってことですね。これからの港湾運営にも期待が持てますね!」

ボス: 「まあ、仕方ないな。これからも中国の港湾が世界経済に与える影響は大きいというわけだな。」

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