香港行政特別区の李家超(ジョン・リー)行政長官は7月1日、中国商務部と香港政府が「中国本土と香港経済貿易連携緊密化の取り決め(CEPA)」のサービス貿易分野について、自由化拡大に向けた協議が実質的に妥結したと発表した。妥結内容の詳細は、双方 の政府内での手続き完了後、正式署名と施行の段階で公表される見込み。
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コネ姉さん
7月1日に香港の李家超行政長官が、中国商務部と香港政府が「中国本土と香港経済貿易連携緊密化の取り決め(CEPA)」のサービス貿易分野について自由化拡大の協議が実質的に妥結したと発表したの。これにより、香港の企業や専門家が中国本土での市場開拓をさらに有利に進められるわけなんだよね。
セカくん
すごい!具体的にはどんなサービス分野が自由化されるんですか?
コネ姉さん
詳細はまだ公表されていないけど、香港が競争優位性を持つサービス分野が対象になるみたい。これまでの協議では、金融、法律、会計、建築、医療など153のサービス分野が含まれているから、これらの分野がさらに拡大される可能性が高いわね。
ボス
ふむ…これは香港の企業にとって大きなチャンスだな。具体的にどんな利点があるんだ?
コネ姉さん
自由化措置により、香港の企業や専門家は中国本土市場でより有利な条件で事業展開ができるのよ。例えば、規制の緩和や手続きの簡素化、優遇措置などが考えられるわね。これによって、中国本土の新たな質の生産力の発展にも貢献できるようになるの。
セカくん
これってどういうこと?新たな質の生産力って何ですか?
コネ姉さん
新たな質の生産力とは、技術の革命的なブレイクスルーや生産要素のイノベーティブな配置、産業の深い転換・レベルアップによって生み出される先進的な生産力のことよ。要するに、高い技術水準とイノベーションが鍵となる新しい生産力ってことね。
ボス
なるほど…中国本土と香港の経済・貿易協力をさらに深化させる意義は大きいな。どんな期待があるんだ?
コネ姉さん
李行政長官は、この新たな改正が中国本土と香港の経済・貿易協力を深化させると述べているわ。また、国内外の二重循環戦略と中国の急速な発展がもたらすビジネスチャンスを活用できる点にも大きな意義があると言っているの。
セカくん
わくわくする!日系企業もこの機会を活かせるんですか?
コネ姉さん
もちろんよ。CEPAの申請方法や手続きについてはジェトロの調査レポートに詳しく掲載されているから、日系企業もそれを参考にして中国本土市場への進出を検討できるわね。
ボス
まあ、仕方ないな。これからの時代、こういった国際的な連携がますます重要になるというわけだな。