2024年の日本の対中投資実行額、前年比46%減

2024年の日本の対中投資実行額、前年比46%減

中国国家統計局運営のウェブサイト「国家データ」によると、2024年の日本から中国への直接投資実行額は前年比46%減の21億ドルだった。中国側統計に基づいた日本の対中投資は2021年から2年連続で増加し、2022年に46億ドルとなった後、ここ2年は連続で減少した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: 日本の対中直接投資が前年比46%減って…過去最低の水準ですわね。順位も4位から7位に下がったのは衝撃的ですわ。

セカくん: えっ、そんなに減ってるんすか!?これって中国市場に魅力がなくなったってことっすか?

ボス: ふむ…GDPはまだ5%成長してるんだろ?なんでそんなに投資が減るんだ?

コネ姉さん: 不動産の低迷や消費の伸び悩み、それに米中摩擦と地場企業の台頭が影響してるのですわ。投資リスクが高まってるのよ。

セカくん: でも1〜5月だけ見ると、日本からの投資が70%以上増えたってありましたよね?なんで年間とこんなに違うんすか?

コネ姉さん: それはね、月次や四半期単位では変動が大きいからですわ。前年が低水準なら反動増も起きやすいの。

ボス: 香港やケイマン経由が多いって話だが、それって本当の出資国を隠してるんじゃないのか?

コネ姉さん: その通りですわ。タックスヘイブン経由の投資は国籍が見えづらくなりますの。表面の数字だけで判断するのは注意が必要ですわね。

セカくん: 構成比が1.8%って、日本の存在感だいぶ小さくなってきてるっすね。中国にこだわらない戦略に切り替えてるんすか?

ボス: たしかに今は東南アジアとかインドの話をよく聞くな…いわゆるチャイナプラスワンってやつか?

コネ姉さん: ええ、製造拠点や投資先を分散する企業が増えていますの。中国市場が縮小したというより、相対的な分散傾向ですわ。

セカくん: でも、中国にはまだ巨大な消費市場があるっすよね?チャンスも残ってるんじゃないすか?

ボス: 現地法人の利益再投資も含まれるってあったが、それでも減るってことは慎重になってる証拠かもな。

コネ姉さん: 投資家心理も不安定ですから、構造改革や透明性の向上など、中国政府の対応次第で流れが変わる可能性もありますわ。

セカくん: じゃあ、これからの注目キーワードは「投資先の多極化」ってことっすね!アジア、アフリカ、中南米も視野に入れる時代っす!

ボス: 一極集中はリスクになる…そういう時代に入ったというわけだな。企業も柔軟に構える必要があるな。

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