米国エネルギー省のクリス・ライト長官は3月10日、シェールガスを原料とした浮体式液化天然ガス(LNG)生産設備(FLNG)の開発を行う米国のデルフィン・ミッドストリーム(本社:テキサス州ヒューストン)に対し、ルイジアナ州沖合に計画されるLNG輸出プロジェクトの開始時期を2029年6月まで5年間延期する許可を発表した。

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コネ姉さん: 米国エネルギー省が、ルイジアナ州沖合のLNG輸出プロジェクトの開始時期を2029年6月まで延期する許可を出しましたわね。バイデン前政権の規制とは対照的に、第2次トランプ政権はLNG輸出拡大を推進する姿勢ですわ。
セカくん: なるほどっす!LNG輸出を強化する方針ってことは、エネルギー政策が大きく変わるってことっすね?
コネ姉さん: そうですわね。バイデン前政権は環境重視の姿勢でLNG輸出を一時停止していましたけれど、トランプ政権は「エネルギー強化戦略」を掲げ、輸出を積極的に進める方針ですわ。
ボス: ふむ…LNG輸出が再開されるとなると、日本や他の国々にも影響がありそうだな。特にFTA非締結国向けの輸出はどうなるんだ?
コネ姉さん: 2029年6月から、FTA非締結国向けに日量18億立方フィートのLNG輸出が始まる予定ですわ。これは日本や欧州向けの供給にも影響を与える可能性がありますわね。
セカくん: そうなると、日本にとってはLNGの安定供給につながるんすか?それとも価格に影響が出るんすかね?
コネ姉さん: 価格への影響はまだ不透明ですわ。ただ、供給量が増えれば、長期的には価格が下がる可能性もありますわね。ただし、世界的な需要次第では逆に価格が上がることもあり得ますわ。
ボス: ふむ…トランプ政権はエネルギー政策を一気に転換しているようだが、他にもLNG関連の動きはあるのか?
コネ姉さん: ええ、2月14日にはコモンウェルスLNGに条件付き輸出承認が出され、3月5日にはゴールデンパスLNG基地の輸出期限延長も許可されましたわ。さらに、2月28日にはLNGを船舶燃料として利用しやすくする規制緩和も発表されていますわね。
セカくん: かなり積極的っすね!でも、環境対策とのバランスはどうなってるんすか?
コネ姉さん: そこが課題ですわね。ライト長官の発言では、「気候よりも人々の生活や雇用を優先する」と明言していますわ。環境団体や欧州諸国からの反発も予想されますわね。
ボス: ふむ…エネルギーの安定供給と環境保護、どちらを優先するかで国の方針が大きく分かれるな。
コネ姉さん: そうですわね。今後のLNG市場の動向や、各国のエネルギー政策への影響に注目ですわ!