ロシア初の「グリーン」水素試験場、サハリンで稼働
ロシア・サハリン州の州都ユジノサハリンスクで7月16日、ロシア初の「グリーン」水素試験場の開所式が行われた。試験対象となるのは、ロシア国産技術による水素の製造、輸送、貯蔵、使用。試験を通して今後の実用化を目指す。
試験場では、太陽光パネルによる電気分解で水から水素を分離する。第1段階では毎時5立方メートルの水素を生成し、第2段階で毎時30立方メートルに容量を拡大する計画。
引用元 JETRO:ビジネス短信


記事を”読む”
すしレストランチェーンを展開するゲンキグローバルダイニングコンセプツ(Genki Global Dining Concepts:東京都台東区)は6月27日、ベトナム・ホーチミン市中心部1区の商業施設「サイゴンセンター」の […]
チリ中央銀行は6月24日付プレスリリースで、中銀創立100周年の記念硬貨として、アンデス山脈をデザインした100ペソ(約15円、1ペソ=約0.15円)硬貨を発行すると発表した。発行枚数は3,000万枚で、7月21日以降、 […]
ジェトロは6月18日、米国ボストン市で6月16~19日に開催されたバイオ分野で世界最大級のビジネスマッチングイベント「BIO International Convention 2025」に合わせ、日系バイオテックスタート […]
セカくん
具体的にはどうやって水素を作るんですか?
コネ姉さん
試験場では太陽光パネルを使って水から水素を電気分解で分離しますの。第1段階では毎時5立方メートルの水素を生成し、第2段階で毎時30立方メートルに容量を拡大する計画ですわ。
ボス
ふむ、試験場の目的はなんだ?
コネ姉さん
試験を通じて水素技術の実用化を目指していますの。これにより、ロシアが水素製造の分野で世界的な技術を持つことを示す狙いがありますの。
セカくん
4つのプロジェクトも立ち上がったんですね。どんなプロジェクトがあるんですか?
コネ姉さん
最初のプロジェクトは道路沿いの携帯電話基地局への自律型電力供給ですわ。ディーゼル発電の代わりに自律型水素発電所を設置しますの。2番目は孤立した村でのディーゼル発電からグリーン水素発電への転換、3番目は非常事態や災害時の移動式水素発電所の構築ですの。
ボス
ふむ、4番目はどうなんだ?
コネ姉さん
4番目は都市交通分野でのディーゼル燃料の水素への置き換えですわ。サハリン州政府は既にロシアの商用車メーカー2社が試験場内で水素燃料電池を動力源とする試験を行っていると明らかにしましたの。
セカくん
これは未来のエネルギーに向けた大きな一歩ですね!他にも計画はあるんですか?
コネ姉さん
ええ、試験場は東方水素クラスターの一部で、将来的には中国や韓国を中心としたアジア諸国への水素輸出も想定されていますの。同クラスターには2029年稼働予定のブルー水素工場も含まれていますわ。
ボス
なるほど、ロシアは水素技術の分野でもリーダーシップを取ろうとしているんだな。
セカくん
これからの水素エネルギーの進展が楽しみですね!ロシアの技術がどのように活用されるのか注目していきたいです!