ウタパオ空港やマプタプット港の拡張など、EECの大型インフラ開発が進捗

ウタパオ空港やマプタプット港の拡張など、EECの大型インフラ開発が進捗

タイの東部経済回廊(EEC)内の主要な大型インフラ開発事業の進捗状況について、ジェトロは7月19日に現地訪問し、関連当局にヒアリングを行った。EECの大型インフラ開発事業には、官民連携(PPP)方式が採用されている。政府側は総投資額の39%、民間側は61%を負担する予定。具体的には次の4つ。高速鉄道事業:ウタパオ、スワンナプーム、ドンムアンの3つの主要国際空港を結ぶ鉄道。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん: タイの東部経済回廊(EEC)で進行中の大型インフラ開発事業って、どんなプロジェクトがあるんだろう?わくわくするね!

コネ姉さん: 大きく4つのプロジェクトがあるのよ。高速鉄道事業、ウタパオ空港拡張事業、レムチャバン深海港第3期事業、そしてマプタプット工業港第3期事業ね。これらのプロジェクトは官民連携(PPP)方式で進められているわ。

ボス: ふむ…それぞれのプロジェクトの詳細を教えてくれないか?

コネ姉さん: まず、高速鉄道事業はウタパオ、スワンナプーム、ドンムアンの3つの主要国際空港を結ぶ鉄道で、2029年に開業予定。投資額は2,718億バーツね。次に、ウタパオ空港拡張事業は新たな滑走路や旅客ターミナルを開発して、年間6,000万人の旅客を受け入れ可能にする計画よ。これは2028年に開業予定で、投資額は2,179億バーツ。

セカくん: それに、レムチャバン深海港第3期事業はコンテナやRORO船ターミナルを増設して、最大処理能力を年間1,800万TEU、自動車300万台まで拡張するんだね。F1ターミナルは2027年、F2ターミナルは2029年に開業予定なんだ。投資額は1,109億バーツ!

コネ姉さん: そうよ。そして、マプタプット工業港第3期事業は全体処理能力を年間3,100万トンへ引き上げ、液化天然ガス(LNG)の処理能力を年間1,100万トンへ拡張するの。第1段階は2027年、第2段階は2031年に完工予定で、投資額は823億バーツね。

ボス: ふむ…ウタパオ空港拡張事業の進捗率はどのくらいなんだ?

コネ姉さん: 全体では12.7%の進捗率ね。発電設備や給水設備はかなり進んでいて、それぞれ95.0%、98.4%だけど、第2滑走路や第3旅客ターミナルはまだ進捗率が低いわ。

セカくん: これからの進捗が楽しみだね!タイの経済がこれらのプロジェクトでさらに発展するのを見守りたいな!

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