中東進出日系企業調査、天然ガスや水素分野を有望視、注目国1位はサウジアラビア

中東進出日系企業調査、天然ガスや水素分野を有望視、注目国1位はサウジアラビア

ジェトロは12月11日、「2025年度 海外進出日系企業実態調査(中東編)」を公表した。中東8カ国に進出する日系企業206社(8カ国、177社から有効回答)に対して、現地での活動実態に関するアンケート調査を2025年9月1~22日に実施し、取りまとめたもの。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: ジェトロの中東実態調査、今年も興味深い結果が出ましたわね。天然ガスや水素、再エネ、都市開発…中東は今まさに変革期にある市場って感じですわ!

セカくん: わくわくするっす!でもなんで「天然ガス」がまたトップになったんすか?去年は「水素」が1位だったって書いてあるのに。

コネ姉さん: いい視点ね。水素は注目されてるけど、インフラ整備や商業化にはまだ時間がかかるの。それに対して天然ガスは既存の資源として安定供給が可能だから、即戦力として評価されたのかもしれないわ。

ボス: ふむ…トルコで再生可能エネルギーが1位とは意外だな。あの国はそんなに再エネに力を入れているのか?

コネ姉さん: 実はトルコは太陽光や風力の導入が進んでいて、エネルギーの自立性を高めようとしてるのよ。EUとの連携を意識してる面もあるわね。

セカくん: 「都市開発」や「インフラ」ってことは、日本の建設・電力・鉄道系企業にもチャンスありそうっすよね?

コネ姉さん: そうよ。特にUAEやサウジの都市再開発は巨大プロジェクトが目白押し。インフラ輸出の好機ですわ。

ボス: 消費市場も伸びてるのか?昔は中東といえば資源ってイメージだったが…

コネ姉さん: その傾向、変わってきてるの。トルコでは輸送機器や家電、食品の需要が急増中。中間層の拡大や若者人口の増加が背景ね。

セカくん: しかも、トルコは注目国ランキングで6位から4位に上がってるっす!イラクも上がってるってことは、復興需要も本格化してきたのかな?

ボス: シリアもランクインしてるのか…まだ不安定な印象があるが、期待されてるんだな。

コネ姉さん: ええ、リスクはあるけど、それ以上に「初期参入メリット」があると判断する企業も増えてきてるのよ。

セカくん: 中東ってエネルギーだけじゃなくて、脱炭素とか都市インフラ、消費市場の多角化まで、いろんな可能性が広がってるんすね!

ボス: ビジョン2030か…。国を挙げて改革してるなら、長期的に見て投資先として悪くないというわけだな。

コネ姉さん: まさにその通り。日本企業にとっても「脱炭素・都市開発・消費市場」の3分野が中東戦略のキーワードになりますわ!

セカイコネクトアカデミーオンライン

記事を”読む”