第5回の2国間ビジネス投資委員会開催、税務署の遡及検査や遡及課税など課題解決を要請

第5回の2国間ビジネス投資委員会開催、税務署の遡及検査や遡及課税など課題解決を要請

エジプトのカイロで11月11日、「第5回日エジプトビジネス投資促進委員会」が開催された。日本側は岩井文男・駐エジプト日本大使、エジプト側はエジプト投資・フリーゾーン庁(GAFI)のホッサム・ヘイバ長官が代表を務め、政府機関や企業が参加した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: 日エジプト間で開催されたビジネス投資促進委員会、第5回目で大きな前進があったようですわよ。14件中10件の課題が解決されたのは注目すべき成果ね。

セカくん: 課題って、どんな内容だったんすか?税金とか保険の検査が10年も遡るって、かなり厳しくないっすか?

ボス: ふむ…日本とやり方が違うのか。突然多額の追徴税を請求されるとなると、企業はたまらんな。

コネ姉さん: そうなの。しかも計算根拠が示されないから、日本本社が納得できず、現地法人の説明も困難なのよ。

セカくん: それでWG(ワーキンググループ)で直接意見を伝える場が設けられてるってことっすね。改善されてるのはいい傾向!

ボス: まあ、企業が安心して活動できる環境が整ってきたのは喜ばしいことだな。

コネ姉さん: 特にWHT(源泉徴収税)問題が大きいわね。他国は免除されるのに、日本は免除されないから不利な立場なのよ。

セカくん: え、日本だけ租税条約でWHT免除されてないんすか?それはかなり競争力に影響しそうっすね。

ボス: 国際協力銀行とかからの融資に不利ってことか。政策的な対応が必要かもしれんな。

コネ姉さん: そこで登場するのが「日本投資モニタリングユニット」よ。特定国向けとして初のGAFI内ユニットで、日本企業の課題を直接届ける窓口ね。

セカくん: すごい!行政に直接意見が届くなんて、まさに官民連携って感じっす!これで日本企業の投資環境も改善されそう!

ボス: 長期的に見れば、こういう仕組みが信頼関係を築く土台になるというわけだな。ようやくスタートラインに立った感じか。

コネ姉さん: その通り。投資環境の透明性と予見性の向上が、エジプト市場の安定的な成長に繋がるのですわよ。

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