台湾で5月13日、原子炉施設管理法の修正草案(核子反應器設施管制法)が立法院(国会に相当)で3度目の審議(第三読会)を通過し、可決した。草案では、現行法で原子炉の稼働期間を40年と定めた第6条について、稼働期間が40年満期となった場合、経営者は主管機関の定める期限内にライセンスの更新申請を行うことが可能で、更新期間は最長20年とされた。


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コネ姉さん:
台湾で原発の運転延長を可能にする法改正が可決されたわね。最大20年のライセンス更新が認められるようになって、脱原発から再評価の流れが明確化したと言えるわ。
セカくん:
おおっ、今まで「40年で終了」だったのが、最長60年まで可能になるってことっすよね?野党主導で通ったってのもインパクトあるっす!
ボス:
ふむ…民進党政権は2025年脱原発を掲げていたが、実際には再生可能エネルギーが思ったより伸びなかったようだな。
コネ姉さん:
その通りよ。2025年に再エネ比率20%目標に対して、実現見込みは15%。しかもAIや半導体需要で電力需要は高まり続けているの。
セカくん:
つまり、電気足りなくなるかもって不安があるから、原発の再評価が進んでるってことっすね!特に産業界の声が強そうっす。
ボス:
ただ、再稼働には安全性や社会的合意が必要だと原子力安全委員会も言っているな。すぐに再稼働という話ではなさそうだ。
コネ姉さん:
その通り。法的根拠は整ったけど、運転延長には厳格な検査と評価が必要。経済部や台湾電力が手続きを踏む必要があるわ。
セカくん:
ちなみに、今止まったばかりの第3原発2号機が全体の3%を供給してたって、思ってたより小さいけど、やっぱり供給には影響出るっすよね?
コネ姉さん:
ええ。今は天然ガスや水力で調整できてるけど、電力需給の逼迫や価格上昇リスクは今後の成長に影響を与える可能性があるの。
ボス:
結局のところ、台湾も「現実と理想」の間で調整を迫られているわけだな。どこの国も似たような状況かもしれん。
セカくん:
再エネ、原発、電力需要…全部バランス取らなきゃダメって難しすぎるっす。でも台湾のこの判断、長期的には安定性に寄与するかもっす!
コネ姉さん:
そうね。地政学的リスクや産業成長と電力安定性の両立を考えると、柔軟なエネルギー戦略が必要になる時代。台湾の今後の動き、注目ですわよ!