タイ商業・工業・銀行合同常設委員会(JSCCIB)、2025年GDP見通しを下方修正

タイ商業・工業・銀行合同常設委員会(JSCCIB)、2025年GDP見通しを下方修正

タイの主要経済3団体で組織するタイ商業・工業・銀行合同常設委員会(JSCCIB)は5月7日、経済情勢に関する会合を開催した。この会合で、米国の相互関税の影響を受け、2025年のGDP見通しを2.0~2.2%に下方修正した(前月時点の見通しは2.4~2.9%)。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:
タイ経済の見通しがまた下方修正ね…。JSCCIBは2025年のGDP成長率を2.0~2.2%に引き下げたけど、さらに関税が上がれば最悪1.4%以下になる可能性も示唆しているわ。

セカくん:
ええっ!?関税が36%に上乗せされたら、マイナス成長っすか!?それってかなり深刻じゃないっすか?

ボス:
ふむ…1兆4,000億バーツも失うのか。それに影響を受ける労働者が370万人、中小企業5,000社とはな。これはただ事ではないな。

コネ姉さん:
輸出依存度の高いタイにとって、米国の一律関税はまさに急所を突かれてるのよ。GDP・輸出・インフレ、どれも圧迫される構図ね。

セカくん:
でも、政府が米国と交渉してるって話も出てるっすよね?セーフガード措置とかってどんなことをするんすか?

コネ姉さん:
セーフガード措置は、自国の産業を守るために、関税や輸入制限を一時的に発動する政策よ。ただ、WTOルールとの整合性も求められるから慎重な判断が必要なの。

ボス:
ふむ…つまり、国としての外交と、民間の生き残り戦略が同時に求められてるというわけか。

セカくん:
FTIの会長さんも短期〜長期の対策を提案してるってことは、今すぐ動かなきゃまずいって認識っすね。

コネ姉さん:
そうね。特に中小企業は打撃が大きく、雇用にも直結するから、政府と民間の連携が鍵になるわ。

ボス:
ふむ…この状況、日本企業にも無関係じゃないな。タイを生産拠点にしている日系企業も多い。対応を誤れば連鎖的な影響が出かねん。

コネ姉さん:
その通り。今後はサプライチェーンの再構築、代替市場の開拓、FTAの活用など、多角的なリスク管理が求められるわね。

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