台湾の大手電子機器受託製造(EMS)企業であるウィストロン(緯創資通)は5月6日、取締役会で米国への約12億ドルの投資計画を承認した。米国子会社Wistron InfoCommへの5億ドルの増資を行うとともに、約7億ドルでテキサス州の工場用地および設備の購入、工場の改修を行うとしている。


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コネ姉さん:
ウィストロンが米国へ12億ドルの大型投資!AIサーバー需要の高まりと関税リスクへの対応で、6大EMSの中でも本格的な動きね。
セカくん:
おお〜テキサス州っすか!しかもウィストロンだけじゃなく、他のEMSも次々に米国に工場出してるんすね!
ボス:
ふむ…トランプ大統領の就任後、急に活発になったようだな。やっぱり関税対策が背景にあるのか?
コネ姉さん:
その通り。米中摩擦の再燃に備えて、サプライチェーンを中国から分散させ、米国内での生産体制を強化する流れね。
セカくん:
でもこれって、単に“脱中国”って話だけじゃなくて、AIサーバーの受注が伸びてるからってのも大きいっすよね?
コネ姉さん:
ええ、今やEMS各社の主力はPCやスマホからAIサーバーへシフト中。米国企業からのニーズに応えるには、現地生産が最も効率的なの。
ボス:
なるほどな。インディアナやカリフォルニアにも拠点が増えてるとなると、アメリカ全土での拡大を見据えてるということだな。
コネ姉さん:
その通り。特にテキサスはインフラや税制優遇もあって、製造業の新拠点として注目されてるのよ。
セカくん:
日本企業も、こういう動きに乗り遅れたらマズいっすね!連携とか、部品供給とか、チャンスはありそうっす!
コネ姉さん:
そうね。EMSの米国投資は今後のAI・半導体市場の主戦場になる可能性があるわ。関連企業は今が動くタイミングよ。
ボス:
ふむ…これだけ一斉に動くということは、相当本気というわけだな。日本も傍観してる暇はないというわけだ。