日本とタイ両政府は4月29日、産業競争力向上などについて閣僚級で議論する「エネルギー・産業対話(EID)」を立ち上げ、第1回対話をバンコクで実施した。また、サイドイベントとして「日タイ自動車産業を担う次世代人材輩出に向けたラウンドテーブル」を開催し、自動車関連企業などが参加した。

国際エネルギー機関(IEA)は5月14日、「世界EV見通し2025」を発表した。2024年の世界の電気自動車(EV、乗用車のみ)新車販売台数は前年比25%超増え、1,750万台となった。伸び率は前年(35%増)を下回った […]
中国四川省の成都市で5月8~9日、中国工業情報化部と四川省政府の共催による「2025中国産業移転発展マッチングイベント(四川)」が開催された。 引用元 JETRO:ビジネス短信 コネ姉さん: 四川省で開催された「2025 […]
フィリピン統計庁(PSA)は5月8日、2025年第1四半期(1~3月)のGDP成長率が前年同期比5.4%だったと発表した。2024年第4四半期(10~12月)の5.3%はわずかに上回ったものの、2024年第1四半期の5. […]
Copyright © セカイコネクト
コネ姉さん:
今回の日タイ「エネルギー・産業対話(EID)」は、単なる経済協力じゃなくて、脱炭素や次世代人材育成を含む包括的な産業戦略ですわね。特に自動車産業を軸にしてるのがポイントですわ。
セカくん:
日タイって60年以上も自動車で協力してたんすね!でも、なんで今になってEIDみたいな枠組みを始めたんすか?
コネ姉さん:
それはエネルギー転換と脱炭素化の世界的な流れに合わせて、日本もASEANの成長と環境対応を両立させる戦略を強化しているからですの。
ボス:
ふむ…昔は部品作ってればよかったが、今はソフトとか電動化まで話が広がってるってことか。
コネ姉さん:
まさにそう。今の車は「走るIT機器」ですもの。ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)に対応できる人材育成が急務ですわね。
セカくん:
タイでもそういう高度人材って育ってるんすか?日本式の経営とか教育って受け入れられてるのかな?
コネ姉さん:
タイは親日国で、教育連携も活発ですわ。すでに7万人以上の産業人材を日本が支援して育てた実績もあるのよ。
ボス:
ほう、それなら人材の質も期待できそうだな。ただ、循環経済とか脱炭素って難しそうだが…。
コネ姉さん:
だからこそ日系企業もリサイクル技術やカーボンフットプリント管理を共有して、現地の生産性と環境対応を両立させる支援をしてますの。
セカくん:
企業どうしでも覚書を9件も交わしたって、連携の本気度が伝わるっす!これってタイを「次のEV生産拠点」にする動きっすか?
コネ姉さん:
そう、タイはASEANのハブとして注目されてるわ。日タイ連携でピックアップやエコカーに続く「EVの輸出拠点化」を狙っているの。
ボス:
なるほどな。時代は変わったが、協力関係は変わらずというわけだ。いい流れじゃないか。
コネ姉さん:
まさにその通り。次回EIDでの進捗報告に向けて、政府と企業が一体となって動いていくのが今回の意義ですわね。
セカくん:
すごいっす!こういう長期的な産業ビジョン、日本企業もどんどん活用していきたいっす!