日本とタイ両政府は4月29日、産業競争力向上などについて閣僚級で議論する「エネルギー・産業対話(EID)」を立ち上げ、第1回対話をバンコクで実施した。また、サイドイベントとして「日タイ自動車産業を担う次世代人材輩出に向けたラウンドテーブル」を開催し、自動車関連企業などが参加した。

日本の外務省は7月2日、「所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国政府とウクライナ政府との間の条約」(日・ウクライナ租税条約)の発効にかかる日本側手続きが完了したことを発表した。同 […]
日本国内外のヘルスケア分野のスタートアップ企業や、起業志向の高い研究者などの海外展開を支援するピッチイベント「HVC KYOTO 2025」が6月30日~7月1日に京都リサーチパーク(KRP)で開催された。本イベントはK […]
ドイツ南部のミュンヘンで6月24日から27日まで、国際レーザー・オプトエレクトロニクス応用技術専門見本市「Laser World of Photonics 2025」が開催された。1973年から開催されている同見本市には […]
Copyright © セカイコネクト
コネ姉さん:
今回の日タイ「エネルギー・産業対話(EID)」は、単なる経済協力じゃなくて、脱炭素や次世代人材育成を含む包括的な産業戦略ですわね。特に自動車産業を軸にしてるのがポイントですわ。
セカくん:
日タイって60年以上も自動車で協力してたんすね!でも、なんで今になってEIDみたいな枠組みを始めたんすか?
コネ姉さん:
それはエネルギー転換と脱炭素化の世界的な流れに合わせて、日本もASEANの成長と環境対応を両立させる戦略を強化しているからですの。
ボス:
ふむ…昔は部品作ってればよかったが、今はソフトとか電動化まで話が広がってるってことか。
コネ姉さん:
まさにそう。今の車は「走るIT機器」ですもの。ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)に対応できる人材育成が急務ですわね。
セカくん:
タイでもそういう高度人材って育ってるんすか?日本式の経営とか教育って受け入れられてるのかな?
コネ姉さん:
タイは親日国で、教育連携も活発ですわ。すでに7万人以上の産業人材を日本が支援して育てた実績もあるのよ。
ボス:
ほう、それなら人材の質も期待できそうだな。ただ、循環経済とか脱炭素って難しそうだが…。
コネ姉さん:
だからこそ日系企業もリサイクル技術やカーボンフットプリント管理を共有して、現地の生産性と環境対応を両立させる支援をしてますの。
セカくん:
企業どうしでも覚書を9件も交わしたって、連携の本気度が伝わるっす!これってタイを「次のEV生産拠点」にする動きっすか?
コネ姉さん:
そう、タイはASEANのハブとして注目されてるわ。日タイ連携でピックアップやエコカーに続く「EVの輸出拠点化」を狙っているの。
ボス:
なるほどな。時代は変わったが、協力関係は変わらずというわけだ。いい流れじゃないか。
コネ姉さん:
まさにその通り。次回EIDでの進捗報告に向けて、政府と企業が一体となって動いていくのが今回の意義ですわね。
セカくん:
すごいっす!こういう長期的な産業ビジョン、日本企業もどんどん活用していきたいっす!