タイFTA戦略、EUや米国を優先、中東や中南米も視野に
タイ商務省貿易交渉局(DTN)のチョティマ・イアムサワスディクン局長は2025年12月20日、FTA戦略の最新状況を発表した。
交渉が妥結済みのFTAについては、スリランカ、欧州自由貿易連合(EFTA)、ブータンとのFTAに署名しており、2026年の発効を目指す。EFTAは、これまでに5回の公聴会が開催され、FTAのメリットについておおむね国内の同意が得られたとしている。
引用元 JETRO:ビジネス短信


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コネ姉さん:タイが発表したFTA戦略の最新状況、とても包括的で野心的ですわね。2026年にはFTA数が17に到達予定、さらにEUや米国との協議も進行中。タイはまさに“FTAドリブン経済”を進めている国の代表例ですわ。
セカくん:すごいっすね!スリランカ、EFTA、ブータンと新たに3つのFTAが2026年に発効予定って、まさに拡大路線っすね。EFTAってスイスとかの経済圏っすよね?
コネ姉さん:ええ、EFTAはスイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインの4カ国ね。工業製品や医薬品、食品分野での貿易拡大が見込まれるわ。
ボス:ふむ…EUとのFTAも交渉中か。そっちは簡単に進まん気もするが、どこまで進んでるんだ?
コネ姉さん:これまでに7回の交渉で24章中8章が妥結済み。第8回会合は2026年2月に予定されていて、年内妥結を目指しているわ。焦点は持続可能性、知財、政府調達など高度な分野ね。
セカくん:あと、トランプ政権とのART(相互貿易協定)って何っすか?FTAとは別物?
コネ姉さん:正確にはFTAとは異なる、より柔軟で限定的な双方向協定ね。タイは2025年に枠組み合意したけど、除外品目や貿易ルールが未確定で、慎重な対応をしてるの。
ボス:それにしても、ASEANともデジタル経済協定(DEFA)やインドとのFTA改定までやるとは…手広いな。
コネ姉さん:そう、ASEANデジタル経済枠組み協定(DEFA)は今後の越境EC・データ移転に重要よ。インドとのAITIGA改定は非関税障壁の緩和などが狙いね。
セカくん:新しいFTAの候補もすごいっす!GCC、SACU、メルコスール、太平洋同盟…これってタイがグローバル南を狙ってるってことっすか?
コネ姉さん:まさにその通り。資源国との連携や市場多様化を狙っていて、中国・米国依存からの脱却も視野にあるわね。
ボス:タイの貿易の6割がFTAパートナー国か…そりゃFTAに力を入れるのも当然だな。
コネ姉さん:ええ、特にIC・ゴム・自動車関連の輸出産業にとって、関税削減の恩恵は大きいの。FTA活用はすでに貿易戦略の中核ですわね。
セカくん:つまり、日本企業もタイ経由で第三国へのFTA輸出戦略を構築するチャンスってことっすね!
コネ姉さん:その通り。日系企業は今こそタイ拠点のFTA活用範囲を再設計する好機よ。2026年はタイのFTA政策が一気に広がる年になりそうですわ。