米国のドナルド・トランプ政権が、フィリピンに17%の相互関税をかけると発表したことを受け、フィリピン貿易産業省(DTI)のマリア・クリスティーナ・ロケ貿易産業相は4月9日、フィリピンは米国に対する報復措置を講じないと発表した。

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セカくん:うわ〜、フィリピンにも相互関税かかっちゃったんすね。でも17%って、ASEANの中ではかなり低い方っすよね?なんか、政府関係者がむしろ“前向き”に見てるのが意外っす!
コネ姉さん:ええ、他国と比べて「関税水準が低い=競争優位のチャンス」と捉えてるのが今回のポイントね。フィリピンはあえて報復せず、むしろ米国との経済関係強化に繋げたい戦略なのよ。
ボス:ふむ…電子機器が輸出の半分以上を占めるのに、よくそんな前向きな対応ができるものだな。
コネ姉さん:そこも冷静な計算があるの。確かに半導体や電子部品は影響を受けるけれど、中国やベトナムの方がもっと高い関税を課されてるから、バイヤーがフィリピンに流れる可能性があるわ。
セカくん:衣料品とか農産品では、競合国より有利って話もあったっすね!ティラピア輸出が伸びるとか!
コネ姉さん:そう、品目によっては“漁夫の利”を得る形でシェア拡大も狙えるの。他国が高関税で苦しむ中で、フィリピンが輸出先として再評価される可能性があるのよ。
ボス:だが一方で、コスト上昇への備えや価格戦略の見直しが必要になるという声もあったな。対応できるのか?
コネ姉さん:短期的には厳しい局面もあるけど、法人税優遇の「CREATE MORE法」など、ビジネス環境改善で投資誘致を進めてるわ。輸出企業がコスト吸収できるかがカギね。
セカくん:エスクデロ上院議長が言ってた「通貨切り下げ」とかも、輸出競争力維持の一手っすよね?
コネ姉さん:そうね。ただし通貨安はインフレ圧力もあるから、慎重な金融政策運営が必要になるわ。だからBSPの金利引き下げも検討されているのよ。
ボス:なるほど、単なる被害者じゃなく、戦略的に“機会を拾おう”としてるわけだな。
コネ姉さん:まさにその通り!今後のキーワードは「選択的優位の活用」「FTAネットワークの拡充」「電子機器輸出の影響最小化」。フィリピンの対応、要注目ですわよ!
セカくん:これは“危機はチャンス”の見本っすね!対応力と切り替えの速さ、マジ学びになるっす!