民間調査会社のカデム(CADEM)は3月30日、チリ居住者を対象とした世論調査の結果を公表した。同調査の中で、米国のドナルド・トランプ大統領に対する印象を問う質問を設け、回答者の4割がポジティブな印象、残りの6割がネガティブな印象を抱いているという結果となった。


米国のドナルド・トランプ大統領は11月14日、肥料、牛肉、オレンジジュース、コーヒーなどの農産品に加え、石油製品や鉱区部品などを含む約200品目を、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づく10%の相互関税の対象外とする大 […]
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コネ姉さん:
チリの世論調査によると、トランプ大統領への印象はポジティブが4割、ネガティブが6割。選挙直後は評価が上がったけど、徐々に落ち着いてきたみたいね。
セカくん:
あれ?南米でもトランプ大統領の動向って注目されてるんすね。でもなんで評価が下がってきたんすか?
ボス:
ふむ…米国の大統領がチリにそこまで影響あるものか?それほど関係深い国だったかね?
コネ姉さん:
実はチリは米国にとって重要な銅の供給国なの。最近、米国が安全保障を理由に銅輸入への関税の可能性を示したから、チリにとってはかなりデリケートな問題ですわ。
セカくん:
おおっ!じゃあ、もし関税かけられたらチリの経済にも打撃?それに米国企業にも影響出そうっすよね?
ボス:
ということは、関税で両国とも損をするかもしれんということか。なんだか不思議な政策だな…
コネ姉さん:
関税は「貿易赤字是正」が名目だけど、実際には政治カードとして使われることが多いの。特に232条調査は安全保障を理由にしてるから、WTOルールでもグレーゾーンですわね。
セカくん:
232条って、ビジネスでよく聞くけど…これって企業側にどんなリスクあるんすか?対米輸出やってる企業が気をつけるべきポイントって?
ボス:
それにしても、銅が安全保障に関わるってピンと来んのう。武器か何かに使われてるのか?
コネ姉さん:
はい、銅は電気機器や軍需にも不可欠で「戦略物資」として見られてるの。だから米国は供給元をコントロールしたがるのよ。
セカくん:
なるほど~!ってことは、チリ側としてはリスク分散のために新しい輸出先を探す必要もあるってことっすね。アジア市場とかどうなんすか?
ボス:
たしかに、米国に頼りすぎるのも問題かもしれん。こういう話聞くと、わしらの取引先も多角化せんといかんという気がしてきたな。
コネ姉さん:
まさにその通り!グローバル市場では「サプライチェーンの多元化」が大事。これはSEO的にも「diversified supply chain」や「copper trade risks」が今注目のキーワードですわよ。