カナダの産業界を代表した政策提言などを行うASEANカナダビジネス評議会は3月4日、「マレーシアの2025年ASEAN議長国年における経済的な優先課題」と題したセミナーを開催した。

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コネ姉さん: カナダとASEANの経済関係が注目されているわね!2025年はマレーシアがASEANの議長国を務める年で、その優先課題のひとつが「ASEANカナダ自由貿易協定(ACAFTA)の実質合意」なの。もし締結されれば、ASEANへのカナダ企業の投資が増えて、貿易も活発になる可能性があるわ。
セカくん: へぇ、ASEANとカナダがFTAを結ぶと、どんなメリットがあるんすか?
コネ姉さん: 一番のメリットは、関税の引き下げや撤廃によって、貿易がスムーズになることよ。例えば、ASEANの農産物がカナダに輸出しやすくなるし、逆にカナダのエネルギー資源や技術がASEAN市場に流入しやすくなるの。
ボス: ふむ…でも、交渉には時間がかかるだろう。ASEANは多様な国々の集まりだから、意見をまとめるのが大変じゃないか?
コネ姉さん: その通りよ。だから、2025年のマレーシア議長国年では、自由貿易協定(FTA)だけでなく、他にもいろいろな経済協力が進められる予定なの。例えば、ASEANとインドの物品貿易協定(AITIGA)の改定や、中国との貿易協定(ACFTA 3.0)の改定も進められるわ。
セカくん: なるほど!でも、最近ASEANはデジタル経済とか半導体にも力を入れてるみたいっすね。デジタル経済枠組み協定(DEFA)とか半導体サプライチェーンの枠組み(AFISS)も優先課題に入ってるっす!
コネ姉さん: そうね!ASEANは製造業が強いから、特に半導体産業の発展に力を入れているわ。サプライチェーンの安定化を目指して、各国で協力体制を作ることが狙いなの。
ボス: ふむ…最近は半導体の供給問題が世界的な課題になっているからな。ASEANがこの分野を強化すれば、国際市場での存在感も増すかもしれん。
セカくん: じゃあ、日本企業にとってもチャンスがあるっすね!ASEANの半導体産業に部品や技術を提供すれば、新たなビジネスが生まれそうっす!
コネ姉さん: そうよ!日本の半導体関連企業やデジタル技術を持つ企業にとっては、ASEAN市場への進出がさらに重要になるわね。日本の強みを活かして、協力関係を深めるチャンスよ!