ルクセンブルクで国内最大級のテックイベント「NEXUS」が6月17~18日に開催され、57カ国から8,500人以上が参加した。同国経済省に選出されたスタートアップ144社が出展し、ピッチやビジネスマッチング、ネットワーキングが開催された。


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コネ姉さん:
ルクセンブルクで開催されたNEXUSは、スタートアップの国際交流に特化した欧州最大級のイベントなの。日本からはエアロセンスとシタデルAIが選出されたのよ。
セカくん:
へぇ!エアロセンスのドローン技術って、ヨーロッパでも需要あるんすね?どういうニーズがあるんすか?
コネ姉さん:
古いインフラの点検や物流が課題の欧州では、人手不足やコスト削減の観点から、自動化ドローンの需要が高いの。日本と似た課題を抱えているのね。
ボス:
ふむ…でもアメリカ市場の方が大きいんじゃないか?なんでそっちは避けたんだろうな?
コネ姉さん:
アメリカは魅力的だけど、トランプ政権以降の保護主義で参入障壁が高まったの。ルクセンブルクはEU各国へのゲートウェイとして適しているのよ。
セカくん:
なるほど!それにアフリカ市場への足がかりってのも面白いっすね。欧州の中央にある国って戦略的っす!
ボス:
シタデルAIってのは何をしてる会社なんだ?名前は強そうだが…。
コネ姉さん:
AIの安全性に特化した企業よ。AIの誤作動やリスクを検知・制御するソフトウェアを開発しているの。AIの信頼性向上に貢献してるのよ。
セカくん:
セキュリティAIって、これから国際標準が必要な分野っすよね!日欧連携でルールづくりも進めてるって聞いたっす。
コネ姉さん:
そう、日欧は分散型の学術拠点を持っているから、ディープテックの国際ルール形成では共通点が多いの。この分野は連携の可能性が大きいわ。
ボス:
なるほどな。国を超えた協力で新しい産業ルールを作るわけか。ちょっと夢のある話だな。
セカくん:
一極集中の韓国やシンガポールと違って、日本やEUは拠点が分散してるのが強みってことっすね!それを活かせる連携って熱いっす!
コネ姉さん:
その通り。ルクスイノベーションとジェトロの協力も進んでいて、スタートアップ支援の制度も整っているの。日本企業にとって追い風ね。
ボス:
ふむ…ルクセンブルクが小国とはいえ、ビジネスのハブになってるとは驚きだ。これは注目しておくべきだな。