上海市、2025年商務状況通達会を開催

上海市、2025年商務状況通達会を開催

中国の上海市商務委員会は2月19日、「2025年上海市商務状況通達会」を開催し、上海市政府の華源副市長らが出席し、2024年の経済情勢や2025年の重点目標などについて発表した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: 上海市が「2025年商務状況通達会」を開催し、2024年の経済成果と2025年の重点目標を発表したわね。特に「5つのセンター(経済・金融・貿易・輸送・科技イノベーション)」の強化や、消費・貿易の拡大を重視しているわ。

セカくん: なるほどっす!2024年は「経済の回復」「都市の競争力強化」「改革開放の成果」「市民の生活向上」がポイントだったんすね。でも、2025年は具体的にどんな取り組みを進めるんすか?

ボス: ふむ…まずは「内需拡大」と「経済成長の維持」が柱になっているな。さらに「ハイレベルの改革開放」「科技イノベーション」「ビジネス環境の向上」などが挙げられている。つまり、国際競争力を高めるための政策を強化する方針のようだな。

コネ姉さん: そうね。特に2025年の施策として、「国際消費中心都市の構築」「サービス貿易・デジタル貿易の発展」「対外投資の促進」「外資誘致の強化」の4点が重点とされたわ。

セカくん: へえ、外資誘致も重視してるんすね!多国籍企業の本部機能を強化するとか、外資系企業の形態転換をサポートするとか、結構具体的っすね。でも、最近は外資が中国市場から撤退するケースもあるっすよね?

ボス: ふむ…確かに、米中対立や規制強化の影響で、一部の外資系企業が慎重になっている。しかし、上海は中国の経済・金融の中心だから、外資誘致を強化して国際ビジネス環境を整えようとしているのかもしれん。

コネ姉さん: そうね。だからこそ、今回の会議には在上海の総領事館や商協会、外資系企業の代表など500人以上が参加していたの。質問も活発で、「ビジネス環境整備」「バイオ医薬の開放拡大」「輸入博」「国際消費センターの構築」などが議論されたわ。

セカくん: なるほどっす!そういえば、「両新政策」っていうのも出てたっすけど、これは何なんすか?

コネ姉さん: 「両新政策」は「大規模設備更新」と「消費品の買い替え」に関する政策よ。例えば、工場の設備を最新のものに更新する支援や、EVや家電の買い替え促進が含まれるわね。経済の活性化につながるから、成長戦略の一環として進められているのよ。

ボス: ふむ…結局、上海は「中国のグローバル都市」としての地位をさらに強化しようとしているわけだな。外資やハイテク産業を呼び込みながら、内需拡大も進めるという戦略か。

セカくん: ですよね!2025年の上海の動向は、アジアのビジネスにも大きな影響を与えそうっすね!

ボス: ふむ…中国市場に関わる企業にとって、上海の政策は注視すべきものだな。今後の動きも見ていく必要がありそうだ。

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