ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)は2月11日、ドイツにおける2023年の会社設立件数や会社設立動向に関するレポートを公開した。このレポートは、ZEWおよび企業信用調査会社クレジットリフォーム(Creditreform)のドイツ国内の企業情報データベース「マンハイマー企業パネル(MUP)」に基づいており、零細企業や自営業者も含む。


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セカくん: ドイツの会社設立数、2023年はちょっと増えたけど、長期的には減少傾向っすね。特に製造業が厳しいってのが気になるっす!
コネ姉さん: そうね。化学工業が20%減、自動車製造業が8%減、鉄鋼業が13%減と、主要な製造業の新規企業が減っているのは深刻よ。エネルギーコストの上昇や、ロシア・ウクライナ戦争の影響も大きいわね。
ボス: ふむ…ドイツといえば製造業大国なのに、その業界で新しい企業が減るのは問題だな。これは一時的なものなのか?
コネ姉さん: 構造的な問題も絡んでいるわね。人手不足やインフラ整備の遅れなど、ドイツ経済全体の課題が影響しているから、簡単には改善しないかもしれないわ。
セカくん: でも、飲食・ホスピタリティ産業は2023年に会社設立が16%増えたんすよね?景気回復の兆しもあるってことっすか?
コネ姉さん: 一時的な回復だったけど、2024年に入って廃業が急増しているの。理由の一つは、新型コロナで引き下げられていた付加価値税(VAT)が19%に戻ったことね。
ボス: ふむ…税率が上がれば、経営が厳しくなるのは当然か。特に小規模な飲食店は大打撃を受けるだろうな。
セカくん: ってことは、ドイツ経済の先行きは厳しいってことっすか?起業の減少は競争力低下につながるし…対策とかないんすかね?
コネ姉さん: ZEWの専門家も、政府に対策を求めているわ。例えば、スタートアップ支援策の強化や、税制優遇措置の拡大などが考えられるわね。
ボス: なるほど…日本でも起業支援の議論はあるが、ドイツの状況を見ると、国の競争力維持には欠かせないテーマだな。
セカくん: そうっすね!ドイツはEU経済の中心だから、起業の減少が続くとヨーロッパ全体にも影響が出そうっす。今後の動向、しっかりチェックしたいっす!