ジェトロは、米国の環境エネルギー政策動向をまとめた2025年1月分の月例レポートを公表した。同レポートは、日本企業が米国の環境・エネルギー政策の動向を把握できるよう、毎月作成して特集ページに連載している。

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セカくん:
トランプ政権がまた環境エネルギー政策を大きく変えたんすね!洋上風力発電を制限したり、アラスカで資源開発を加速させたり、第1次政権のとき以上に大胆な感じっす!
コネ姉さん:
そうね!バイデン前政権の脱炭素政策を巻き戻す形で、再び化石燃料開発を推進する方針に転換したわ。特にアラスカでの資源開発と、洋上風力発電の制限が大きなポイントね。エネルギー開発重視の姿勢が鮮明だわ。
ボス:
ふむ…洋上風力の開発制限は意外だな。再生可能エネルギーの柱になるかと思っていたが、なぜ制限するんだ?
コネ姉さん:
トランプ政権は、化石燃料産業を守るために再生可能エネルギーの急速な拡大を抑制する狙いがあるのよ。加えて、大陸棚での洋上風力開発は環境影響評価やコスト面の課題がまだあるから、それを理由に制限を加えたとも考えられるわね。
セカくん:
でも、カリフォルニア州は独自の脱炭素政策を強化してるんすよね?ディーゼルトラックの販売禁止とか、かなり思い切った規制っすね!
コネ姉さん:
その通りよ!カリフォルニア州は先進的な環境政策で知られているの。ディーゼルトラックを2036年までに禁止し、水素や電気トラックへの移行を目指しているわ。ただ、トランプ政権の規制緩和で、EPAの承認が必要な部分がスムーズに進まなくなりそうね。
ボス:
連邦政府と州政府で方向性が違うと、企業も対応に困りそうだな。
コネ姉さん:
その点が難しいのよね。連邦政府が規制を緩和しても、州政府が独自の厳しい規制を続ければ、企業はどちらの基準に合わせるべきか悩むわ。カリフォルニア州以外の州も独自に動き出す可能性が高いわね。
セカくん:
それに、コンステレーションが天然ガス発電大手カルパインを買収した話も気になるっす!原子力や再生可能エネルギーも手掛けてる企業なんすね。
コネ姉さん:
そうよ!今回の買収でコンステレーションは発電容量約60ギガワット規模の大手事業者になったの。多様なエネルギーミックスに加えて、炭素回収・貯留技術(CCS)の開発も進めているから、脱炭素時代に向けた戦略をしっかり持っている企業ね。
ボス:
炭素回収・貯留技術というのは、排出された二酸化炭素を集めて貯めておくものだったか?これが実現すれば化石燃料の利用も持続可能になるのかもしれん。
セカくん:
そうっすね!化石燃料を使いながらも環境への影響を抑えられる可能性があるっす。でも、実用化にはまだ課題があるとか聞いたことあります!
コネ姉さん:
その通り!CCSはコストが高く、設備も複雑なのが課題なの。ただ、技術が進めば化石燃料を活用しつつ温暖化対策ができるから、今後の成長が期待されている分野よ。
ボス:
ふむ…連邦と州、企業がそれぞれどう動くか、これからも目が離せん話だな。しばらく注視していこう。
セカくん:
最新の動向、毎月ジェトロのレポートでチェックするっす!トランプ政権の影響がどう広がるかも楽しみっすね!