インド自動車工業会(SIAM)は1月14日、2024年12月と同年1~12月の自動車統計(出荷ベース)を発表した。12月の乗用車〔多目的車(UV)とバンを含む〕の国内販売台数(単月)は、前年同月比11.4%増の27万704台で、2桁の好成長だった。

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コネ姉さん:
インドの自動車市場、2024年は好調な年でしたわね!特にマルチ・スズキの成長が際立っていて、地場メーカーの躍進や日系メーカーの動向も興味深いですわ。
セカくん:
マルチ・スズキが24.2%増ってすごいっすね!でも、同じ日系でもホンダや日産は落ち込んでるっすよね。これってなんでなんすか?
コネ姉さん:
マルチ・スズキはインド市場向けにローカライズされた手頃な価格帯の車を多く展開しているのが強みですわ。一方、ホンダや日産はラインナップが限られていて、消費者の幅広いニーズに応えきれていないのかもしれませんね。
ボス:
ふむ…タタ・モーターズのEVが成長しているのも気になるな。インドではEVがどれくらい普及しているんだ?
コネ姉さん:
まだ全体のシェアは数%程度ですが、政府が補助金やインフラ整備を進めているため、特に都市部での普及が加速していますわ。タタはコストパフォーマンスの高いEVを出しているのが成功の理由ですわね。
セカくん:
それにしても、二輪車の販売が8.8%減ってるのは意外っす。インドでは二輪車の需要が高いイメージだったんすけど。
コネ姉さん:
おっしゃる通り、二輪車はインドで重要な交通手段ですが、12月の減少は季節的な要因や燃料価格の上昇が影響している可能性がありますわ。それでも年間では14.5%増と、全体的には回復傾向ですわよ。
ボス:
それにしても、マルチ・スズキの「スイフト」や「ワゴンR」が人気なのはなぜだ?何か特別な理由があるのか?
コネ姉さん:
一つは燃費の良さと手頃な価格ですわね。それと、マルチ・スズキはインド全土に広がる販売網とアフターサービス網を持っているので、消費者からの信頼が高いのですわ。
セカくん:
UV(多目的車)が好調って話もあったっすけど、これってインドの消費者のトレンドが変わってきたってことっすか?
コネ姉さん:
その通りですわ!以前は小型車が主流でしたが、最近では家族向けや長距離移動向けのUVの需要が増えています。特に「ブレッツァ」や「エルティガ」などのコンパクトUVが人気ですわね。
ボス:
現代やホンダが苦戦している一方で、地場のマヒンドラ&マヒンドラが17.8%増と躍進しているのはどうしてだ?
コネ姉さん:
マヒンドラはSUVやUVに特化しているのが強みですわ。また、価格競争力とローカル市場に特化したモデルで消費者のニーズに応えています。さらに、農村部でも人気が高いのがポイントですわ。
セカくん:
日本メーカーがインド市場で成功するには、何が必要なんすかね?ローカライズだけで足りるんすか?
コネ姉さん:
ローカライズはもちろん重要ですが、価格設定やモデルの多様化、アフターサービスの強化も欠かせませんわ。それに加えて、EV市場など新しい分野への積極的な投資が今後の鍵になりますわね。
ボス:
インド市場がこうして成長しているのを見ると、日本メーカーがもっと力を入れるべき市場だと感じるな。大きなチャンスが眠っているかもしれん。
セカくん:
ホントっすね!インドの自動車市場、これからも注目っす!どんな新しいトレンドが出てくるのか、ワクワクするっす!