ジェトロは12月8~15日、日本全国の起業家を対象にしたJ-StarXのLocal to Global Successコースのうち、ディープテックに焦点を当てた欧州コース採択者19人を英国に派遣した。学生から50代までと幅広い年齢層が参加した。

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コネ姉さん:
日本の起業家たちがディープテックに焦点を当てて英国に派遣されたっていうニュースね!ロンドンはスタートアップエコシステムで世界2位だし、欧州ではVC投資額もトップだから、すごくいい場所を選んだわね。
セカくん:
へぇ、ロンドンがそんなにスタートアップに強い都市だったなんて知らなかったっす!「ディープテック」って具体的にどんな分野を指すんすか?
コネ姉さん:
ディープテックは、最先端の科学技術を活用して社会課題を解決するスタートアップを指すの。例えば、AI、量子コンピューティング、ライフサイエンス、環境エネルギーとかね。だから研究機関との連携がとても重要なのよ。
ボス:
ふむ…それで英国の大学が絡んでいるのか。オックスフォードやケンブリッジ、ICL(インペリアル・カレッジ・ロンドン)なんかは、確かに研究で世界トップクラスだな。
コネ姉さん:
そうね。オックスフォードやケンブリッジだけでなく、ICLやUCLもディープテックスタートアップを育てる拠点として注目されているの。特にICLの「ホワイトシティー・インキュベーター」は、研究者が起業するための施設や支援を提供しているわ。
セカくん:
ホワイトシティー・インキュベーター、面白そうっすね!英国って、政府もディープテックにすごく力を入れてるみたいっすけど、何がポイントなんすか?
コネ姉さん:
英国政府は、研究開発や設備投資にかなり予算を割いているの。それに、大学発スタートアップを育てる仕組みが整っているのがポイントね。例えば、プレシードからグロースステージまで、各段階に応じた支援があるの。
ボス:
なるほど…日本もこういう支援がもっと必要かもしれんな。ところで、参加者たちは具体的に何を学んだんだ?
コネ姉さん:
現地では、スタートアップ施設の訪問や、カスタマーインタビュー、ピッチコーチングを受けたの。それに、英国市場のエコシステムやディープテックの成功事例も学んだわね。オープンイノベーションの仕組みがよく理解できたはずよ。
セカくん:
オープンイノベーションって、いろんな企業や研究機関が協力して新しいものを生み出す仕組みっすよね!ハーウェル科学イノベーション・キャンパスも、そんな感じっすか?
コネ姉さん:
その通りよ!ハーウェルは、英国最大規模のサイエンス・イノベーション・キャンパスで、ライフサイエンスや宇宙AI、量子技術、環境エネルギーなど、多くの企業と研究機関が集まっているの。200以上の組織と7,000人以上の研究者が集まる場所よ。
ボス:
ふむ…そんなに大規模な施設があるとは驚きだな。それに、中小企業やスタートアップがスケールアップする機会も提供しているのか。日本でも似た施設はあるのか?
コネ姉さん:
日本にもいくつかあるけど、英国ほどの規模や、産官学の連携が進んだ例は少ないかもしれないわね。ただ、最近は日本もインキュベーション施設を増やしているし、少しずつ追いついてきているわ。
セカくん:
でも、こういう派遣プログラムっていいっすよね!現地で直接学べるし、ネットワークも作れるし、日本のスタートアップがグローバルに進出するきっかけになりそうっす。
コネ姉さん:
そうね。特にディープテック分野は国際的な協力が必要だから、こういう現地訪問が起業家たちの視野を広げるきっかけになるわ。ネットワークを活かしてビジネスを拡大していけると良いわね。
ボス:
まあ、日本の起業家もこうした経験を活かして世界で戦えるようになれば、日本経済にとっても良いことだろう。続けて支援していくべきだな。
コネ姉さん:
その通りね!英国のようなエコシステムを参考にして、日本のスタートアップがさらに成長することを期待したいわ。