日本とバングラデシュの第3回EPA交渉、東京で開催
日本の外務省は12月23日、日本・バングラデシュ経済連携協定(EPA)交渉第3回会合を12月19~20日に東京で、ハイブリッド形式で開催したことを発表した。
同会合には、前回同様に日本側首席交渉官の小林出外務省経済局審議官やバングラデシュ側首席交渉官のアエシャ・アクター商業省FTA(自由貿易協定)局担当次官補をはじめ、両国の各省庁の関係者が出席した。
引用元 JETRO:ビジネス短信


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コネ姉さん:
今回のテーマは、日本とバングラデシュの経済連携協定(EPA)交渉ね。第3回会合が東京で開催されて、原産地規則や税関手続き、投資、知的財産などが議論されたわ。
セカくん:
おお、EPAって大事そうっすね!でも、バングラデシュがLDC(後発開発途上国)を卒業するって、どんな影響があるんすか?
コネ姉さん:
LDCを卒業すると、特別特恵関税の対象外になるの。それで、輸出品が今までよりも関税で不利になる可能性が出てくるわ。だから、バングラデシュ側もEPAを通じて、対日貿易の条件を整えたいのよ。
ボス:
ふむ…日本とのEPAに期待が高いようだが、具体的にどんな効果があるんだ?関税が下がるだけか?
コネ姉さん:
関税だけでなく、投資や知的財産の保護、貿易円滑化も含まれるわ。例えば、日系企業がバングラデシュでの事業を拡大しやすくなったり、現地産品が日本市場で競争力を持ちやすくなるの。
セカくん:
日本企業にとってもメリットがあるっすね!特にどんな業界が注目されてるんすか?
コネ姉さん:
特にアパレルや繊維産業が注目されているわ。バングラデシュは世界有数の繊維輸出国だから、日本のアパレル企業も調達や生産の面で利益を得る可能性があるわね。
ボス:
しかし、EPAが成立すれば全てが順調になるわけではないだろう。リスクはないのか?
コネ姉さん:
もちろんリスクもあるわ。たとえば、LDC卒業に伴う競争激化や、現地のインフラや物流の課題がEPA実現の効果を相殺する可能性があるの。それを克服するための投資や協力も必要ね。
セカくん:
バングラデシュ側にとって、EPAで何が一番のメリットになるんすか?
コネ姉さん:
バングラデシュにとっては、LDC卒業後も対日輸出で競争力を保つことが最大のメリットね。それに、日本からの投資や技術支援も期待できるわ。
ボス:
EPA交渉は順調に進んでいるのか?次回の会合で具体的な進展が見られるのだろうか?
コネ姉さん:
次回の日程は調整中だけど、両国ともに重要な交渉と位置付けているわ。特にLDC卒業のスケジュールが迫っているから、早めに合意を目指す動きがあると思うわ。
セカくん:
日本企業もこれに合わせて戦略を練らないといけないっすね!EPAが成立すれば新しいビジネスチャンスが広がりそうっす。
コネ姉さん:
その通り。EPAは両国の経済関係を強化するだけでなく、新しいビジネスの可能性を生むわ。日本企業にとっても重要な機会よ。