米国サプライマネジメント協会(ISM)は7月1日、6月の製造業景況感を発表した。指数は49.0で、前月から0.5ポイント改善し、ブルームバーグの市場予想(48.8)をわずかに上回った。


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コネ姉さん:
ISMの6月の製造業景況感指数、49.0で予想は上回ったけど、依然として50を下回っているから「縮小局面」には変わりないですわね。ただし、生産指数が久々に50を超えたのは少し明るい材料ですわ。
セカくん:
景況感指数が49.0って…ギリギリ縮小中って感じっすね。でも生産が50.3ってことは、ちょっとだけ前進してるっすか?
ボス:
ふむ…それでも新規受注と雇用が悪化ってのは深刻じゃないのか?雇用の1対3.2って、かなり悪い数値に見えるが…。
コネ姉さん:
その通りですわ。これはレイオフが採用の3倍以上という意味で、ISMの統計史上でも最悪レベル。人員削減が加速してる証拠ですの。
セカくん:
それって企業が「様子見」に入ってるってことっすか?関税とか景気の不透明さが原因って感じ?
コネ姉さん:
そうね、特に関税の影響は大きいですわ。「一般機械」業界では関税のせいで受注が完全停止したってコメントも出てるくらい。
ボス:
ふむ、価格の上昇も止まらんようだな。仕入れ価格がまた上がってるというわけか…。
セカくん:
鉄鋼とアルミの関税がやっぱり響いてるっすね。18業種中15業種で値上がりって…ほぼ全体じゃないっすか!
コネ姉さん:
ええ、インフレ圧力は依然強いですわ。供給側のボトルネックは少し改善してるけど、それだけでは物価の安定にはつながらないですの。
ボス:
景況感が拡大した業種も一応あるのか。食料や電気機器など、生活やエネルギー関連は底堅いということかもしれんな。
セカくん:
でも木材、金属加工、化学あたりが縮小してるのはちょっと不安っす。建設とかインフラにも響くかも?
コネ姉さん:
おっしゃる通り。製造業の中でも中間材や素材系が弱いのは、サプライチェーン全体の停滞を示してますわね。構造的な回復には時間がかかりそう。
ボス:
ふむ…まだまだ油断できん数字だな。米国の製造業が本格的に立ち直るのは、もう少し先かもしれんというわけだ。