日本の内閣官房健康・医療戦略室は11月14日、ベトナム南部のホーチミン市内で、ホーチミン医科薬科大学と共催し、日本とベトナムの高齢化対策に関する知見の共有や、高齢化対策をはじめとした保健課題の解決に資する日本企業の製品・サービスを紹介する「Viet Nam-Japan Healthcare Seminar and Business Matching」を開催した。同セミナーは、アジア諸国の高齢者ケアや医療・介護人材の育成など、幅広いヘルスケアサービス分野で日本企業の国際展開を推進する「アジア健康構想」の一環として実施された。
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セカくん:日越の高齢化対策セミナー、面白そうっすね!日本の技術やノウハウをベトナムで共有するって、どんな効果があるんすか?
コネ姉さん:日本は高齢化が進んでいる国だから、高齢者ケアや医療技術の分野で先進的な経験があるの。これをベトナムに活用してもらうことで、ベトナムの医療課題の解決に役立つわ。
ボス:ふむ…ベトナムはまだ若い国だが、高齢化が進んでいるんだな。どれくらいの速さで進んでいるんだ?
コネ姉さん:ベトナムは2019年に高齢化社会(高齢化率7%超)に突入していて、2036年には高齢社会(14%超)に達すると予測されているわ。このスピードは比較的早い方ね。
セカくん:でも、健康寿命が短いのは問題っすね。平均寿命は73.7歳だけど、健康寿命は65歳で、その間は健康問題が続くんすよね?
コネ姉さん:その通りよ。この間の生活の質をどう向上させるかが重要なの。特に、非感染性疾患の死亡率が高いから、早期発見や予防がカギになるわ。
ボス:なるほど…日本企業の製品やサービスは、ベトナムのこの状況にどう役立つんだ?
コネ姉さん:例えば、高齢者向けの介護ロボットや医療機器、デジタル健康管理ツールなどが考えられるわ。それに、日本の介護システムの導入も有効ね。
セカくん:マッチング面談では、かなりの関心を集めたみたいっすね。具体的にどんな企業が参加してたんすか?
コネ姉さん:参加した5社は、高齢化対策や医療技術を提供する企業だったわ。ベトナムの医療機関とのマッチングで、現地のニーズに応じた提案が行われたの。
ボス:ベトナムの医療市場は今後も成長しそうだな。GDPの5.7%が医療支出というのは意外と高いな。
コネ姉さん:そうね。医療支出は2029年には269億ドルに達すると予測されているの。経済成長と高齢化がこの需要を支えているわ。
セカくん:日越の協力でどんな成果が出るか、これからの動きに注目っすね!