フランスの放送グループや著作権管理団体、プロデューサー協会などは11月8日、オーディオビジュアル業界が直面する業界構造の劇的な変化に対応し、健全なビジネスモデルの確保を目指して、新しい業界団体「LaFA」(La Filière Audiovisuelle)を設立した。
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セカくん
フランスで「LaFA」っていう新しい業界団体ができたんですね!これ、何をする団体なんすか?
コネ姉さん
LaFAはオーディオビジュアル業界全体を守るために設立された団体よ。業界のビジネスモデルを改善して、クリエイティブな作品やイノベーションを支えるのが目的なの。
ボス
ふむ…業界はどんな課題に直面しているんだ?
コネ姉さん
ネットコンテンツやストリーミングプラットフォームの台頭、コネクテッドTVの普及が挙げられるわ。これにより、地上波放送の役割が縮小し、広告収入も減少しているの。
セカくん
具体的にはどんな取り組みをするんですか?
コネ姉さん
公共放送の資金確保や広告規制の見直し、税額控除制度の維持、生成型AIの倫理的利用の推進、デジタルプラットフォームの規制枠組みの提案など、多岐にわたる活動を計画しているわ。
ボス
ふむ…公共放送の財源についても議論されているようだが、どういう状況なんだ?
コネ姉さん
2022年に公共放送負担税が廃止されて、暫定的に付加価値税の一部で支えられているわ。ただ、この制度は2024年末で期限を迎えるから、新たな財源の仕組みを決める必要があるの。
セカくん
生成型AIの推進もテーマに入ってるみたいですね!どういうことを目指してるんすか?
コネ姉さん
生成型AIを使ったクリエイティブなコンテンツの制作を進めるけれど、知的財産権を尊重する仕組みを作ることが目標よ。クリエイターの権利を守りながら技術を活用するためね。
ボス
フランスの著作権管理団体やプロデューサー協会も参加しているとあるが、彼らはどんな役割を果たすんだ?
コネ姉さん
彼らは、クリエイターの権利保護や作品の収益化を支える役割を担っているわ。LaFAを通じて、業界全体で一致団結して課題解決に取り組むのよ。
セカくん
デジタルプラットフォームに対しても規制を提案するっていうのは、どういう背景があるんですか?
コネ姉さん
ストリーミングやSNSの台頭で、伝統的な放送業界が不公平な競争に直面しているの。だから、プラットフォームと放送局を公平に扱う規制が求められているのよ。
ボス
なるほど…この団体がフランス国内だけでなく、欧州全体に影響を与える可能性もあるのか?
コネ姉さん
そうね。欧州全体で著作権やデジタル規制の議論が進んでいる中で、フランスの動きが他国に影響を与えることも十分に考えられるわ。
セカくん
2025年春の報告書、どんな提案が出てくるか楽しみっすね!また情報があれば教えてくださいっす!