ジェトロは9月26日、国連工業開発機関(UNIDO)東京事務所と在日コートジボワール大使館との共催で、「コートジボワール・ビジネス・セミナー」を開催した。本セミナーは2024年12月16~17日にコートジボワールのアビジャン市内で開催される「第3回日アフリカ官民経済フォーラム」のプレイベントとして実施され、対面とオンライン合わせて250人以上が参加した。
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セカくん: わぁ、日本企業がコートジボワールでビジネスを広げてるんですね!たった10年で21社も進出してるってすごいっすよね。この勢い、どんな分野で活かせるんですか?
コネ姉さん: そうね、コートジボワールは農業や繊維、自動車部品など7つの主要産業が成長しているの。特に日本企業が関心を持っているのは、農業技術の導入やEV関連技術よ。日本の技術がここで新たな展開を見せているわ。
ボス: ふむ…確かに、農業は重要だろうな。しかし、言葉の壁が心配だ。フランス語圏だと、参入するのが難しいんじゃないか?
コネ姉さん: それが、登壇者たちは「言語の壁はそれほど問題にはならない」と言っていたわね。むしろ、日本の企業はこれまでのビジネス展開で培ったノウハウを活かして対応できる、とのことだったわ。
セカくん: そうなんですね!あとは、デジタルサービスも広がってるって話を聞きました。EVや電子マネーの普及が進んでるなら、フィンテック関連のビジネスチャンスも大きそうですね!
ボス: ふむ、ヘルスケアやバイオマス、液化石油ガス(LPG)なんていう分野も出てきているようだが、どれが一番有望なんだろうな?
コネ姉さん: そのあたりはまだ模索中みたいだけれど、医療ツーリズムやクリエイティブ産業も注目を集めているの。日本企業がその分野でも貢献できる可能性は十分にあるわね。
セカくん: コートジボワールって、ビジネス環境が整ってきているって言われてますけど、実際のところどうなんですか?ムーディーズの格付けも上がったって聞きましたけど。
コネ姉さん: そうね。ムーディーズが同国の格付けを「Ba2(ポジティブ)」から「Ba3(安定的)」に改善したのは、政府がビジネス環境の整備やガバナンス強化に力を入れた結果なの。日本企業にとっては信頼できる市場になってきていると言えるわ。
ボス: なるほど、少しずつ環境が整備されているのか。だが、日本企業がここで大規模に展開するには、まだまだ課題も多いように思えるがな…。
セカくん: それでも、アフリカ市場への進出はこれからの成長戦略の鍵になりそうっすね!