世界最大のカカオ豆生産国であるコートジボワールで10月1日から、2024/2025収穫年度(2024年10月1日~2025年9月30日)のカカオ豆出荷が始まった。

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セカくん: コネ姉さん、コートジボワールでカカオ豆の生産者価格が過去最高の1,800CFAフランになったって、どういうことなんですか?
コネ姉さん: セカくん。作年度から80%も上がって、これは生産者にとっての大きな支えになるわ。
ボス:ふむ、しかしなぜここまで大きく言われたんだ?
コネ姉さん: 背景には、去年のエルニーニョ現象による異常気象があるわ。これで生産量が減少し、カカオ豆の供給不足が起きたのよ。
セカくん: 供給不足って、どの程度影響が出たんですか?
コネ姉さん: 2023/2024年度の生産量は前年度比で25%も減少して、世界全体の供給不足が46万2,000トンまで達したわ。
ボス: なるほどな。 でも、密輸が起きていると聞いたが、それはどういうことだ?
コネ姉さん: そう、コートジボワールとガーナではカカオ豆が近隣諸国に密輸されている問題があるのよ。 2023/2024年度だけでガーナとコートジボワールから合計30万トン以上が密輸されたと言われているわ。
セカくん:改めて、両国が協力して価格を調整することになったのですか?
コネ姉さん: その通りよ、セカくん。 生産者価格を統一して、密輸を減らし、カカオ豆の価値を守るために協力を強化しているわ。
ボス: ふむ、やはり価格だけじゃなくて管理も重要だ。ところで、これからの生産量はどうなっているんだろう?
コネ姉さん: 国際カカオ機関(ICCO)の偏見では、2024/2025年度は西アフリカ全域で好天に恵まれて、生産量が回復する可能性があるって言ってるわ。価格が下がる恐れもあるので、価格調整のバランスが重要になりますね。
セカくん: 価格が高くても、生産量が増えすぎたらまた困るってことですね。難しいっすね…。
コネ姉さん: そうなのよ、セカくん。だから、価格調整と生産管理の両方を上手に行わないと、農家の生活も市場の安定も保てなくなるの。
ボス: ふむ、カカオ豆一つ取っても、色々と考えないといけないんだな。
セカくん: うん、こうして生産者を守ってしっかりしてくれれば、今後のカカオ市場も安定するはずっす!
コネ姉さん: その通り! 今後もこの2大生産上の取り組みに注目ね。