トルコの9月20日付の官報によると、貿易省は電気自動車(EV)の輸入に関する規制を拡大した(2023年12月4日記事参照)。2023年12月31日付の官報に掲載された第32416条「EVの輸入に関する告知」を「一部のEVおよび外部充電式ハイブリッド自動車の輸入に関する告知」へ変更し、プラグインハイブリッド車(PHEV)を含め、対象型式を拡大して、一部のEVおよびPHEVの輸入に対して認定整備義務を導入する。


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セカくん:トルコがEVとプラグインハイブリッド車(PHEV)の輸入規制を拡大したんだね!新しい規制ではどんなことが求められているんだろう?
コネ姉さん:今回の規制では、EVやPHEVの輸入業者に対して、トルコ国内に少なくとも20カ所のアフターサービス店舗を設置することが義務付けられたわ。それに、その店舗はトルコ規格院(TSE)の認定を受けなければならないの。これは、全国でEVやPHEVの保守・修理をスムーズに行うための措置ね。
ボス:ふむ…EVやPHEVの輸入にはこうした整備体制が求められるようになるわけか。それにしても、アフターサービス店舗の設置が20カ所も必要とは、かなり厳しい条件だな。
コネ姉さん:確かに、かなりの負担になるわね。でも、EVやPHEVが普及するには、しっかりとしたアフターサービス体制が不可欠だから、これは消費者にとっても安心材料になるわ。さらに、保守や修理を担当する技術者も、TSEや職業資格認定機関(MYK)の認定を受ける必要があるの。
セカくん:技術者にも認定証が必要なんだね!これで技術力の質も確保できるってわけだね。それに、型式承認を受けていないEVやPHEVも輸入する場合には、特別な書類が必要なんだね?
コネ姉さん:そうよ。型式承認を得ていない車両を輸入する場合には、税関でTSEが発行する免除や対象外を証明するレターを提出しなければならないの。この手続きは、トルコでの車両の適正な管理を目的としているわね。
ボス:輸入規制を拡大することで、トルコ国内でのEV普及を見据えた準備が進んでいるというわけだな。環境への配慮からも、EVの普及が重要な課題だろう。
コネ姉さん:その通りね。トルコは今後、EV市場の成長に向けてインフラや規制の整備を強化していく方針を示しているわ。今回の規制も、その一環として国内での技術力やサービス体制を整えるためのものよ。
セカくん:これでトルコでもEVの利用が安心して広がりそうだね!輸入業者にとってはチャレンジだけど、長期的には市場の成長に繋がりそうっす。