中国の第27回成都国際モーターショーが8月30日~9月8日、西部国際博覧城で開催された。国内外の約130社の自動車メーカーなどがブースを出展し、約1,600台を展示。本展示会で世界初公開された車種27台も含まれている。成都市政府の発表によると、期間中の総来場者数は延べ92万6,200人で、成約額は58億6,000万元(約1,172億円、1元=約20円)に上った。
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セカくん: すごいな!中国の成都でこんな大規模なモーターショーが開催されたんですね。92万人以上が来場して、契約額が1,172億円に達するなんて、規模が想像つかないっす!これって、どんな車が注目されていたんですか?
コネ姉さん: そうね、今回のショーでは27台の世界初公開車種があったのが大きな話題だったわね。特に日系ブランドでは、ホンダやトヨタが電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)を多く出展していたのが目立っていたわ。特に一汽トヨタの新型プラドも、成都工場での生産開始直後で、注目度が高かったのよ。
ボス: ふむ、欧米のブランドも出ていたんだな。フォルクスワーゲンやメルセデス・ベンツなんかも参加してたってことか。やっぱり世界中のメーカーがこのイベントに力を入れてるんだな。
セカくん: それに、BYD(比亜迪)っていう中国の新エネルギー車メーカーが最大規模の展示スペースを持ってたんですよね!EV市場でBYDの成長が話題になってるけど、ブレードバッテリーとかも見せてたんすか?
コネ姉さん: そうなのよ、BYDは自社開発した「ブレードバッテリー」も展示して、安全性と利便性をアピールしていたわ。しかも、「王朝」シリーズの新型MPV「夏」を発表するなど、展示内容も多彩だったわね。BYDのNEV(新エネルギー車)の成長は止まらないわ。
ボス: ふむ、ファーウェイも車に絡んでるんだな。通信機器だけじゃなくて、スマートモビリティー技術でも手広くやってるのか?
コネ姉さん: その通りよ。ファーウェイは「鴻蒙智行(HIMA)」っていうスマートモビリティ技術で、奇瑞や賽力斯(セレス)などのブランドと共同開発した車も展示していたのよ。今後の車と通信技術の融合は、もっと進んでいきそうね。
セカくん: 未来のモビリティってわくわくするっすね!成都市自体も自動車の製造拠点としてすごい規模なんですね。年間150万台以上を生産してるってことは、かなりのインフラも整ってるんだろうなって思うっす。
ボス: ふむ、北京市や上海市を超える自動車販売台数がある都市って聞くと、成都の自動車産業は侮れんというわけだな。